【食べぺディア】イギリス生まれのノンアル『モクテル』
当たり前のように食してきたけれど詳しくは知らない定番食材や料理、流行っているのは知っているけれど実はまだ食べたことがないスイーツなど、食の世界は未知の情報で溢れている。そんなときは「食べぺディア」を読んで情報アップデート! 行きたいお店も保存しちゃおう。
ノンアルコールカクテル「モクテル」とは?

ノンアルコールビールやノンアルコール酎ハイなど、ノンアルコール市場が拡大して久しいなか、2020年頃からノンアルコールカクテル「モクテル」への注目度が急速に高まっている。
モクテルとは、英語で「真似た」「疑似」などの意味を持つ「mock(モック)」と「cocktail(カクテル)」を組み合わせた、ノンアルコールカクテルの新しい呼び名。
既存のカクテルのレシピや味わいをもとにアレンジしたモクテルや、フルーツカクテルのように素材にフォーカスして作るモクテルなど、作り方はさまざまだ。

発祥はイギリスと言われ、ロンドンやニューヨークなどで人気に。日本でもモクテルを提供するバーやレストランが増え、本格的なモクテル専門店も徐々に増加している。
健康への関心の高まりからアルコールを控える人が増えたことや、コロナ禍の影響により外食や飲酒の仕方に変化が出たこともあって、モクテルのニーズは今後も拡大していきそうだ。
東京&大阪でおすすめのモクテル専門店はココ!
【東京】“お酒は飲まないがバーには行きたい”が叶う「LOW-NONーBAR」

東京「マーチエキュート神田万世橋」内の「LOW-NONーBAR(ロー・ノン・バー)」は、“お酒は飲まないがバーには行きたい”という願いを叶えてくれるノンアルコール&ローアルコール専門のバー。

小鳥の形をしたグラスが可愛らしいシグネチャーモクテル「LOW-NON-BAR」は、クランベリージュースやミックスベリーなどと、ノンアルコール飲料の「/shrb orange & ginger(シュラブ オレンジ&ジンジャー)」を合わせた一杯。発酵モクテルなど独創的なメニューも豊富だ。
【大阪】本格モクテルを気軽にテイクアウト! 「TMBM」

大阪・本町の「TMBM」は、テイクアウト専門のモクテルスタンド。バーへ行くのはハードルが高いという人でも、気軽に飲みに行けるとあって話題を集めている。

モクテルはモスコミュールやジントニック、モヒートなどお馴染みのカクテルをもとにしたものを中心に、期間限定メニューも登場。おしゃれなステッカーを貼ったバイオマスプラスチックのカップで提供している。ポップな印象と本格的な味わいを兼ね備えた、モクテル初心者にもおすすめの一店だ。
※現在は不定期営業のため、最新の情報はInstagramの公式アカウント(@tmbm_themocktailbarmori)よりご確認ください
※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
※記事公開日(2022年3月15日)時点で「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名等を掲載しております。最新の情報はお店の方にご確認ください。
文:平石紗代、食べログマガジン編集部