【食べぺディア】新たな和製グルメ!? 『和風マリトッツォ』
当たり前のように食してきたけれど詳しくは知らない定番食材や料理、流行っているのは知っているけれど実はまだ食べたことがないスイーツなど、食の世界は未知の情報で溢れている。そんなときは「食べぺディア」を読んで情報アップデート! 行きたいお店も保存しちゃおう。
トレンドスイーツの進化系「和風マリトッツォ」とは?

2021年を代表するトレンドスイーツ「マリトッツォ」といえば、たっぷりの生クリームをブリオッシュなどのパンでサンドしたイタリア発祥の伝統菓子のこと。シンプルなスイーツゆえに、工夫を凝らした各店自慢のオリジナルマリトッツォが続々と登場したことは印象深い出来事だったのでは?
そのなかでも一つの流れだったのが「和風マリトッツォ」の誕生。生クリームに抹茶を混ぜ込んだり、あんこや柚子をトッピングしたり、パンの部分にどらやきの皮を使ったりと、和の食材によるアレンジ品が全国に多数登場した。

ナポリタンやラーメンのように、どんどん和製グルメへ変化を遂げていくマリトッツォ。洋菓子店だけでなく、パン屋さんや和菓子店からもさまざまな和風マリトッツォが登場しているので、チェックしてみてはいかが?
和菓子店ならではの味! 各地で人気の「和風マリトッツォ」
【東京】自慢のどらやきがマリトッツォに! 「日本橋 日月堂」

東京メトロ日比谷線の人形町駅と小伝馬町駅のちょうど間あたりにある「日本橋 日月堂(にちげつどう)」は、オリジナルの焼印を入れたどらやきや紅白饅頭を作れることで人気の和菓子店。
その自慢のどらやきの皮で作ったのが「どらマリトッツォ」。プレーン、栗、ずんだを用意しており、あんこの粒感が強いのが特徴だ。ドーム形の容器に入っているのでテイクアウトにもぴったり!
【静岡】バターとあんこの専門店のとろけるマリトッツォ「熱海ばたーあん」

明治4年から続く和菓子の老舗「又一庵」が今年8月にオープンした、あんことバターのお店「熱海ばたーあん」。「ばたーあんパン」や「フルーツ最中」など魅力的なメニューとともに、トレンドスイーツのマリトッツォも登場している。
「熱海ばたーあんのマリトッツォ」は、ホイップクリーム・又一庵の粒あん・バタークリームをブリオッシュ生地のパンで挟んだ商品。ひんやりと冷たく、ふわっととろけるような味わいを楽しんで。
※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
※記事公開日(2021年12月14日)時点で「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名等を掲載しております。最新の情報はお店の方にご確認ください。
文:平石紗代、食べログマガジン編集部