【食べペディア】最古の穀物の異名を持つ『古代小麦』

写真:gettyimages

 

「古代小麦」とは、現代で広く使用されている小麦の原種にあたり、何千年も前からヨーロッパで栽培されていたといわれる最古の穀物。スペルト小麦やカムート小麦など、様々な種類がある。

 

小麦の大半は品種改良を繰り返されてきたが、古代小麦は品種改良がほとんどされていないとか。また、豊富な栄養素が含まれる表皮と胚芽部が製粉過程で除去されてしまう一般的な小麦と違い、古代小麦は内部にそれらが含まれているため、豊富な栄養素を体内に取り入れやすいとされている。古くから人間に重宝されてきたスーパーフード的な存在でもある。

 

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