カルニタスのおいしさを引き立てる名脇役たち

選べる「自家製サルサ」で味わいも楽しさもUP

左から「PINEAPPLE(パイナップル)」「CUCUMBER GINGER(きゅうりと生姜)」「TOMATO GARLIC(トマトとにんにく)」「HOT(きゅうりと生姜、トマトとにんにく+唐辛子)」の4種

タコスに欠かせない相棒といえばサルサ。同店では4種の自家製サルサを用意している。
トマト、パプリカ、タマネギ、ニンニクを焦がすまで焼いてから煮込み、酢などを加えた酸味とコクの赤サルサ「TOMATO GARLIC」、きゅうりやししとう、玉ねぎに、すりおろし生姜を加えさっぱりした味わいの緑サルサ「CUCUMBER GINGER」、赤サルサと緑サルサをミックスし、さらに焦がした唐辛子を加えたスパイシーな「HOT」、パイナップルのシロップ漬けに自家製ピクルスの汁を加えたスイートな風味の「PINEAPPLE」。
それぞれ異なる味わいでカルニタスのおいしさを引き立てる。さらに2種類、3種類と重ねてかけてもおいしいので、あれこれ試して自分好みの組み合わせを探してみて。

「CUCUMBER GINGER」のように生姜の風味を利かせたサルサはメキシコでもまず見かけないが、強すぎない辛みと爽やかな香りでカルニタスとの相性は抜群!
 

吉川さん

こちらはカルニタスを注文すれば自由にトッピングすることができます。いつも4種類くらいあり、その時々で少し味が違うものがあったりするのも楽しめるポイント。最初はサルサをかけずに塩だけで食べてみるのもおいしいです。スタッフは皆フレンドリーなので、サルサの味についてなど聞いたらいろいろと教えてくれます。

衝撃の辛さで次の一口がすすむ!?「自家製ピケルス」

口直しと食欲増進を一口で叶える刺激的な辛さ! お店での正式名称は「ピケルス」

加藤さん曰く「うちの立役者」として、サルサとともに欠かせないのが、自家製の辛い漬物「ピケルス」。
ピクルスといえば一般的に酸味や少し甘みがある洋風漬物のイメージだが、同店の「ピケルス」は、漬け込んだセロリ、大根、にんじん、キャベツに、ミキサーにかけた青唐辛子をたっぷり混ぜ、かなり刺激的な辛さとなっている。
「寿司でいうガリとワサビのいいとこどりしたイメージで。肉で脂っぽくなった口の中を辛さでさっぱりさせる口直しです。合間につまむことで次の一口が食べやすくなるんです」(加藤さん)
慣れない人は悶絶するほどの辛さだが、野菜は漬け込み液がたっぷり染み込んでジューシー。たいてい1人3ピースは食べるというカルニタスのお供にぴったりな、クセになる味わいだ。

ライムとピケルスは提供時に添えるかどうか確認してくれるので、辛いものが苦手な人もご安心を
 

吉川さん

こちらもカルニタスを注文すれば付いてきます。にんじんやセロリ、キャベツなどに辛みと酸味があってカルニタスによく合います。

メキシコビールを片手にストリート感を満喫

メキシコビールを片手にいかが?

ドリンクは軽い飲み口の「ソル」をはじめとしたメキシコビールのほか、国産ビール、コーラなどのソフトドリンクも取りそろえている。陽気に乾杯してからカルニタスにかぶりつけば、ストリートフードの雰囲気をより堪能できそうだ。

「ソル」「テカテ」「モデロ」各1,100円、「コロナ」900円などのメキシコビールのほか、国産ビールやソフトドリンクなどもそろう。ドリンク類は冷蔵庫からセルフで取り出して購入するスタイル
 

吉川さん

フードメニューは基本、カルニタス以外はないのですが、メキシコのビールやソフトドリンク類もあるのでメキシコ屋台っぽく飲んで食べてを楽しんでみてください。

店名の「タコストリート」は「1 タコスはストリートフード 、2 タコスで有名な通りを作る、3 タコスを通しておもてなしする」という3つのコンセプトを込めたものだが、もともとはコンセプトとしてエプロンなどに入れていた言葉を、いつの間にか来店客がMAPに登録していたためそのまま店名に採用したという

メキシコ屋台を思わせるカジュアルな雰囲気で、唯一無二なジャパニーズカルニタスを味わえる「タコストリート」。
「カルニタスといえば一番にうちを思い浮かべてもらえるぐらい認知されるのが目標です。そのためにも、今は朝4時までの営業ですが、本当にいつでも来てもらえるよう、今後は24時間365日営業を目指します」と加藤さん。
クセになる人が続出の味を体験しに、ぜひ足を運んでみて。

※価格はすべて税込

教えてくれた人

吉川孝一郎
タコスナビゲーター、トルティーヤ研究家。タコスとメキシコ料理を広める人。中華料理店の息子で2児の父。「タコスメルカド」の店長として自身のお店を経営する傍ら「マツコの知らない世界」「満天☆青空レストラン」「秋元康 いいこと、聴いた」などメディアへの出演も多岐にわたる。

文:當間優子、食べログマガジン編集部 撮影:ジェイムス・オザワ