〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
DearBread(東京・千歳烏山)

2026年8月、千歳烏山駅から徒歩約8分の場所に、フランススタイルの本格ベーカリー「DearBread(ディアブレッド)」がオープンしました。店主の國安浩史氏は、世界的な名店「ジョエル・ロブション」のパン部門に約12年間在籍し、シェフブーランジェを務めた実力派。その後、「食べログ パン TOKYO 百名店」にも選出されている麻布台の「メゾン・ランドゥメンヌ」でも約2年間にわたり、本場フランスの伝統製法や天然酵母の技術を磨いてきました。パンを愛する夫婦が、自分たちの思いを形にするために開いた、こだわりのベーカリーです。
長年の経験を通じて培ってきた技術を生かしながら、パン本来のおいしさを丁寧に追求する「DearBread」。國安氏が店を構える場所として選んだのは、世田谷区の「はっけん通り」。街の雰囲気を気に入り、この地で新たなスタートを切りました。

シックで落ち着いた店構えで、店内には上品さと温かみがあり、パンを並べるシェルフにはアンティークの什器を採用しています。洗練されたフランスのベーカリーを思わせながらも、どこか親しみやすい空気が漂う空間です。棚に並ぶパンを眺めながら、日々の食卓に迎えたい一品を探す時間も楽しめます。
ぜひ味わいたいのが、店の看板商品である2種類のバゲット。いずれも400円で、國安氏がこれまでに経験を積んだ2つの名店の技術が、それぞれの個性として表現されています。

「バゲットクラシック」は、「ジョエル・ロブション」で培った技術を生かした一品。焼き上がった表面はパリッと香ばしく、中はしっとり。小麦本来のうまみと豊かな香りが感じられます。シンプルなパンだからこそ、素材の持ち味や生地づくり、焼き上げの技術が際立つ、職人の仕事を感じられる一本です。

一方の「バゲットトラディション」は、「メゾン・ランドゥメンヌ」で研鑽を積んだ技術を生かし、自家製天然酵母と高加水仕込みで作り上げています。発酵と焼き込みのバランスを大切にすることで、薄くサクッと軽やかな皮と、みずみずしさを感じる生地を実現。噛むほどに広がる豊かな風味も魅力です。同じバゲットでありながら、製法の違いによって生まれる個性を楽しめるのも、この店ならでは。食べ比べて、自分好みの味わいを見つけるのもおすすめです。
毎日の食卓に欠かせない食パンも見逃せません。「食パン」(1斤380円)は、モチモチとした食感が人気。トーストして香ばしさを引き出すのはもちろん、そのまま味わって生地の食感を楽しむのもよさそうです。

食事や軽食にぴったりのパンも充実しています。「明太フランス」640円は、バリッとした食感のフランスパンに、うまみと程よい辛さの明太バターを染み込ませた一品。香ばしい生地と明太バターのコクが重なり、食べ応えも十分です。「オリーブフーガス」640円は、ブラックオリーブのジューシーな味わいと塩気に、ジェノベーゼソースの爽やかなハーブの香りを合わせています。フランスの伝統的なパンをベースにした、風味豊かな味わいが楽しめます。
世界的な名店で経験を重ねた國安氏が、技術と経験を注ぎ込む「DearBread」。伝統的な製法を大切にしたバゲットから、日常に寄り添う食パン、個性豊かな食事パンまで、一つひとつのパンに職人のこだわりが感じられます。フランスのパン文化を身近に楽しめる千歳烏山の新たな一軒へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
食べログレビュアーのコメント

『明太フランス(640円)
・パリパリ香ばしい焼き目のついたバゲット生地
・塩気のありさっぱりとした明太子ソース
・甘みを感じる麦の風味
余計な味の一切しないさっぱりシンプルな明太ソースに、自然な麦の甘みを感じるパリパリバケットが合うパンを楽しむ明太フランスでした!』(sei0104さん)

『カレーパンはとにかくカレーが絶品。スパイシーで具材もたっぷり。パンもとてもカレーに合う厚めのパン。今回最高においしかったのがクロックムッシュ。
絶品の旨さ。具材も多い。バゲットがかなりおいしかった。
ヴィエノワはバター感たっぷり。安心な旨さ。
トラディションはバゲットで夜にトーストして自家製タルタルと焼いたハムを挟んで。ハードそうだけど結構もっちり柔らかいバゲット。
全部が美味しかった』(madsh2さん)
※価格は税込。


