沖縄好きもうならせるオリジナル沖縄フードがほかにも

おなじみのフィリングが絶妙マッチ「たまごチーズのタコス

「自家製トルティーヤの沖縄タコス たまごチーズ」440円

たまごサンドが好きだった富崎さんが「あのフィリングをタコスにのせてもおいしいのでは?」と考えて誕生したのが「たまごチーズ」。
刻んだゆで卵を加えたたまごフィリングとチェダーチーズに、たっぷりのしゃきしゃきレタスとトマトをのせたタコスは、あっさりした味わいで女性を中心に人気となっている。

まろやかで食べ飽きない味わいのたまごフィリングがトルティーヤとベストマッチ
 

吉川さん

これも珍しいタコスで、同店のオリジナルメニュー。もっちりしたトルティーヤに卵とチーズがよく合い、食べ応えも充分。

風味豊かなタコミート&ソースが自慢!「オリジナルタコライス

「オリジナルタコライス」M(180g)880円。サイズは他にS(120g)690円、L(240g)980円があり、ハラペーニョ180円、パクチー180円、目玉焼き160円などのトッピングも可能

富崎さんが沖縄フードの店を始める原点となった料理であり、同店を訪れたならぜひ一度はオーダーしたいのがタコライス。

オリジナルのタコミートはコリアンダー、チリパウダー、ガラムマサラ、クミンなど、十数種のスパイスのほか、沖縄の黒糖を加えることでコクと香りを演出。また自家製タコソースは、トマトソース、スイートチリソース、オニオンソテーをミックス。甘辛い風味で中毒性のある味わいが特徴だ。そこにチェダーチーズ、シャキシャキレタスとトマトのフレッシュな酸味が合わさり、バランスよく食べられる。

辛さは小学校高学年以上であれば問題なく食べられる程度に調整してあるが、それでも辛い場合はタコソースをケチャップに変更することも可能。
逆に、辛さをプラスしたい人には、+80円で中辛、激辛、激辛MAXのレベル別に、シラチャーソースやデスソースを加えた辛口ソースへの変更もできる。

風味豊かで奥深く、どこか家庭的な懐かしさも感じられる味わい
 

吉川さん

「ムサコ たこぼう’s」2大看板メニューの一つ。やはり沖縄といえばタコライス。元々タコスの中に入れていたタコミートを日本人がライスに変えた沖縄発祥の料理ですが、同店の特徴はオリジナルタコスソース。少し甘めのソースが日本人好みでレタスとチーズ、ご飯によく合います。サイズが選べるのもうれしいです。

モチモチ麺&深み出汁で専門店級!「炙りソーキそば」

「炙りソーキそば」960円。島唐辛子を泡盛に漬け込んだ沖縄の伝統的な調味料・コーレーグースとともに提供される

「炙りソーキそば」は、冬場に常連客からのリクエストがあって加わったメニュー。現地の味を参考にしつつ、関東エリアの人や年配の方にもおいしく食べてもらえるよう、のどごしのいい麺を探し、少し濃いめの味つけに調整。
「これは私たち家族も大好物。ソーキそば専門店でもいけるのでは?と密かに思っています」と富崎さんも胸を張る自信作だ。

大阪の製麺所から仕入れている麺は、平打ちでもちもちした食感。
カツオ出汁のほか、豚と鶏の出汁、ソーキを煮込んだスープや黒糖を加え、最後に鶏油を入れることで、あっさりした風味の中にコクをプラス。具材のソーキ(スペアリブ)は圧力鍋でとろとろに煮てから自家製タレに漬け込み、炙って香ばしく仕上げている。

ソーキは炙って香ばしく
 

吉川さん

こちらも沖縄定番の料理ですが、タコスのお店で汁物も一緒に食べられるのは満足度が高いです。あっさりしているのでタコスと食べても重くなくちょうどいい。コーレーグースは無料なのでこれをかけて味変するのもおすすめです。

映画「ゴーストバスターズ」を思わせるファニーなロゴマークは、富崎さんが沖縄で初めてタコライスと出会った際の勘違いから着想したもの。オープン当初はたこ焼き店と間違われることも多かったとか

アットホームな雰囲気の中、味わい深い沖縄タコスやタコライスを楽しめる「ムサコ たこぼう’s」。
「今後、沖縄タコスやタコライスがファストフード感覚でより広く浸透していくよう、地方のフードコートなど、各地に店舗を増やしていけたら」とのことなので、近い将来、身近なエリアでも見かけることになるかも!?
とはいえ、まずは武蔵小金井でほのぼのムードと多彩な沖縄フードを堪能してみて。「炙りソーキそば」以外のメニューはテイクアウトも可能なので、公園でのピクニックランチなどにもぜひ。

※価格はすべて税込

教えてくれた人

吉川孝一郎
タコスナビゲーター、トルティーヤ研究家。タコスとメキシコ料理を広める人。中華料理店の息子で2児の父。「タコスメルカド」の店長として自身のお店を経営する傍ら「マツコの知らない世界」「満天☆青空レストラン」「秋元康 いいこと、聴いた」などメディアへの出演も多岐にわたる。

文:當間優子、食べログマガジン編集部 撮影:ジェイムス・オザワ