〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！

いんぼすこ（東京・外苑前）

2025年8月、外苑前駅から徒歩3分ほどの場所にできたビルの最上階・10階に、「食べログイタリアン TOKYO 百名店」にも選出された「いんぼすこ」が移転オープンしました。

オーナーシェフの渡部敏毅氏は料理専門学校卒業後、「食べログイタリアン TOKYO 百名店」に選出されている麹町の人気イタリアン「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」や、半蔵門にある姉妹店「エリオ・アンティカ・フォルネリア」で経験を積み、本格的なイタリア料理の技と哲学を身につけました。2016年に独立し、茗荷谷に「インボスコ」をオープン。イタリア料理を軸に、日本各地の旬食材を自在に取り入れた独創的なコースが瞬く間に評判となり、2022年には明治神宮前に移転、カウンターのみのお店に生まれ変わりました。今回外苑前に移転し、モダンなインテリアに囲まれたさらに高級感のある設えに。客席は10席で、カウンター席では、渡部氏が一皿一皿仕上げるライブ感を楽しめます。

同店は完全予約制で、現在は「松茸コース」55,000～66,000円を提供。価格はその日の仕入れによって変動します。秋の恵みを惜しみなく使ったコースでは、松茸の香りとうまみを極限まで引き出した「松茸コンソメ」や、衣の軽やかさが印象的な「松茸フライ」、そして、穴子に力を入れてる最高級仲卸「UEKEN」の上質な穴子と合わせた「松茸とSP穴子のピッツァ」など、繊細で贅沢な逸品が続きます。

メインの香ばしく炭火で焼き上げた「純血但馬牛（扇矢精肉店）の炭火焼き」や、ブッラータチーズの上にキャビア（カルーガクイーン）を山盛りにした前菜、旬のフルーツととろけるように柔らかい生ハムを合わせた美しい「生春巻き」など、季節ごとに変化するコース構成。日本の四季が持つ豊かさを、イタリア料理というフィルターを通して再構築しています。

コースの締めは、5種類ほどから選択可能。「いくらご飯」や「純血但馬牛のミートパスタ」「但馬牛カレー」など、その日の気分で好きな料理を好きな量だけ楽しむことができます。どれも一皿の完成度が高く、最後の一口まで余韻が続くのもこの店の真骨頂です。

ワインはイタリアを中心に、希少なワインや国産ワインの他日本酒なども取り揃え、料理とのペアリングも提案してもらえます。デートや記念日など特別な日に、大切な人と訪れてみてはいかがでしょう。

食べログレビュアーのコメント

『移転してから初のいんぼすこ。
ビルの１０階にあり、以前よりもパワーアップした高級感のある内装でした。
今回は松茸が旬だったので、出てくるメニューの８割が松茸づくし！
パスタにピザに、そんなものまで？！と思うものまで松茸ずっしりで、シェフの細かなディテール説明まで楽しめました。
ここは締めが５種類ほどあって、本当に全部美味しくて食べ甲斐がありますので、少なめでも全て頂くべきだと思います！』（ぷかろうさん）