〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
UN DONUT(東京・清澄白河)

2025年8月30日、清澄白河駅B2出口から徒歩約3分のところにドーナツショップ「UN DONUT(アンドーナツ)」がオープンしました。
オーナーパティシエの森大祐氏は「ロイスダール」や「グランド ハイアット 東京」での勤務を経て渡仏後、パリの「ローラン・デュシェーヌ」や「モワザン」のシェフパティシエに従事。
帰国後、豊洲の「パティスリーSAKURA」のオープニングに携わり、新歌舞伎座開場記念土産「KABUKU~へん」を開発します。2016年10月、清澄白河に自身のパティスリー「EN VEDETTE(アン ヴデット)」を開業。2019年に「EN VEDETTE 渋谷スクランブルスクエア店」、2023年に東京ミッドタウン八重洲にて「EN VEDETTE LUXE」を開業。現在、日本洋菓子協会連合会公認技術指導委員としても活躍中です。

以前から、ドーナツを愛食していた森氏。“パティシエが作る最高のクリームを合わせたら、すごくおいしいドーナツができるはず”と、思い描いていた理想のドーナツを求めて制作に取りかかることに。
店名の「UN」は、フランス語で「1」。出店地には近隣にドーナツ店が少ない清澄白河エリアを選んで、オンリー1、ナンバー1のドーナツを目標に、地域に愛されるお店を目指しているそうです。

極上のクリームに合わせて考案したドーナツ生地は、パネトーネから着想を得た他では味わえない“生”食感です。
中でも、同店のイチオシは「あんこ&クリーム」540円。もっちりとした口溶けのよい特別な生地に良質なあんこと生クリームをたっぷり詰め込んだドーナツは、新しいのにどこか懐かしい味わいです。

「フレンチクルーラー(オリジナルグレーズ)」400円もおすすめです。パティシエの知識を活かして、シュー生地ベースの生地を開発。卵のコクと風味が豊かな生地と、ほんのりレモンが香る爽やかなグレーズのコンビネーションが絶妙で、揚げたてならではの香ばしさと軽い食感が楽しめます。

白とグレーを基調とした店内は、ケーキ店のようなドーナツ店がコンセプト。クリームをふんだんに使ったドーナツは品質維持のため、ケーキ用のショーケースに並べられています。

店頭には定番から期間限定まで、常時10種類前後のドーナツが並んでいます。
店内にイートインスペースはなくテイクアウトのみ。手土産はもちろんですが、作りたてのおいしさを頬張りたい人は、入り口に設置してあるベンチや近所の公園でどうぞ!

パティシエメイドの新感覚ドーナツ。盛り上がり続ける業界に新風を吹き込むドーナツが現れました。ドーナツ好きならずスイーツ好きの皆さん、ぜひチェックしてくださいね!
食べログレビュアーのコメント

『EN VEDETTEがドーナツ屋をオープンすると聞いて楽しみにしていました。
早速買ってみましたが、これはちょっとドーナツの概念変えてくるレベル。
甘すぎず、脂っこさもなく絶妙。
写真を撮り忘れたけどフレンチクルーラーもふわふわで最高でした。
これは手土産で持っていったら喜ばれるでしょうね。
また買いに行きます』(lyonさん)

『コチラの揚げたてのフレンチクルーラーは、パティシエの知識を生かしたシュー生地を使用されてるとのことですが、外パリ!中はフワジュワッ!口の中で溶ける新食感に驚きました!
オススメの「あんドーナツ」と、「ピスタチオのドーナツ」なども頂きましたが、どれも生地がめっちゃ美味しい!!
素材が良いからか、どれもお値段はそれなりにします。(一個500円前後!)
しかしこの美味しさだったら、納得。ハレノヒの手土産にピッタリのドーナツでした』(ニャーイチさん)
※価格はすべて税込


