〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
鮨かみなり(東京・人形町)

2024年12月3日、東京メトロ人形町駅から徒歩約3分の小菊通り沿いに「鮨かみなり」がオープンしました。

大将の荒木大貴氏は、兵庫県姫路市で寿司店を営む両親の元に生まれ、18歳から料理の世界へ。「The Tabelog Award」や「食べログ 寿司 TOKYO 百名店」にも選出されている銀座「鮨 さえ㐂」で10年修業後、系列店のシェラトン都ホテル東京「鮨 白金 さえ㐂」で3年間、料理長を担当していました。
出店先にこの地を選んだのは「風情のある街並みに一目惚れしたから」と荒木氏。老舗も多くあるこのエリアで、自身の店や街と共に歳をとっていきたいと心から思えたのだそう。屋号は、ご両親のお店「雷寿司」にちなんで命名とのこと。

豊洲や地元関西の市場から仕入れる旬の魚は、品質も鮮度も確かなものばかり。特に、仲卸「石司」から取り寄せる生本マグロは、自慢の逸品です。
赤酢と黒酢を独自配合したこだわりのしゃりと、徹底した温度管理で提供するネタの絶妙なバランスを堪能できます。

お店でいただけるのは、月替わりの「おまかせコース」(25,000円)。握り10貫、つまみ6〜7品、トロタク巻き、甘味までついたお腹も心も満たされるコース内容です。
日曜日限定でランチ営業も行っています。握り10貫や巻物のほか、玉子焼きやお椀までつく「お昼握りおまかせコース」(13,000円)は、6〜9名の貸切にも対応しているので、記念日や大切な会合にもおすすめです。

四季折々の食材を使用した、一品料理も好評。遊び心を感じさせる大将独自のメニューも登場します。

日本酒は常時20種類程度を用意。姫路の地酒をはじめ、十四代や黒龍、新政などの希少な銘柄があるときも。“できるだけ開栓したてを飲んでいただきたい”との思いから、仕入れるサイズは、ほぼ4合瓶というこだわりです。ほかにも、ビールやハイボール、ワインやシャンパンなどもそろっています。

人形町の雰囲気に合う数寄屋造りの店内には、L字形のカウンター8席を配置。カウンター越しに大将との会話を楽しみながら、おまかせのコース料理に身を委ね、肩肘張らずにゆったりと過ごせる温かみのある新店です。
食べログレビュアーのコメント

『名店:「さえ㐂」さんの流れになるので、摘みが素晴らしいですね
日本酒の揃えも良く摘みの旨さが増しますね。
摘みだけでなく、握りも良く
まさに美味しいお鮨をいただけます。
この味でこの価格、とても得した気持ちになれます』(オールバックGOGOGOさん)

『素敵なお店が並ぶ裏路地の中に佇むお店の中には、L型のカウンターが。
雰囲気の良い大将や、丁寧な接客をしてくださる店員さんにお迎えいただき、リラックスしながら楽しみます。
ネタ自体もいいのですが、ひと手間加えてさらに美味しくなる握りやおつまみ。
さらにセンスの良いお酒、特に日本酒のチョイスが秀逸でした。
ここはすぐに人気店になる予感がするので、早めに何度も通いたいと思います。
ご馳走様でした!』(minihalftimeさん)
※価格はすべて税込