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〈2024 食通が惚れた店〉
みんなが再び日常的に外食を楽しめるようになった2024年。インバウンドの盛り上がりもあり、飲食業界も新しいチャレンジに目を向けた一年だったのではないでしょうか。
そんな2024年に、グルメ情報を熟知した有識者が惚れ込んだお店や料理についてアンケートを実施。「最も印象に残った店」「3,000円以下のお手軽グルメ」「おすすめの取り寄せ」をうかがいました。
今回は、食べログマガジンの人気連載「教えて! 祇園の宏美ママ」でお馴染みの宏美ママにお答えいただきます。
教えてくれる人
古川宏美(宏美ママ)
1969年京都生まれ。平安女学院高校、追手門学院大学卒業。会社員3年の後、母方の家業、祇園甲部のお茶屋を継ぐ(4代目の現在は紹介制のお座敷バー)。子供の頃から食いしん坊話が親族内にいくつもあり。お酒も大好き。店の周年に来てもらうほど、ポンキッキ時代からガチャピン偏愛。趣味は長唄三味線、華道、観劇(歌舞伎、古典芸能、歌劇、ミュージカル、新喜劇等々)。
2024年のベストレストラン
Q. 2024年、最も印象に残った店の一品を教えてください
A. 「田舎の大鵬」の「2年飼育もみじ鶏のスープ」です
自作農されているのでメニューはその日その時期次第、今年3月、7月、11月とやっと伺えました!
絞めたての鶏の内臓なども丸ごと使われていて滋味が染み渡ります。「健全に育てられた生き物(野菜含む)」「それを隈なく活かしておいしく調理してくださる方」。目の前で色んな思いを抱きながら、大きな声で心からいただきます、ごちそうさまでしたを言いたいどす。来年も季節ごとに行きたく。