【食べペディア】カカオ豆の選定から製造までを一貫して作るチョコレート『ビーントゥバー』

 

「ビーントゥバー(Bean to bar)」とは、原料であるカカオ豆の選定から自社で一貫して行う製法のこと。一般的なチョコレート専門店が、すでにチョコレート生地として出来上がった製菓用のクーベルチュールをメーカーから購入するのに対して、カカオ豆を仕入、焙煎、粉砕するところから、板チョコレートになるまでのすべての製造、工程をひとつの工房で行う。

 

欧米からブームの火が付き、日本でも2016年以降浸透し始めている。カカオに関する豊富な知識と熟練の技術を以て焙煎や温度調節をしなければ、ビーントゥバーは成り立たない。原料のカカオには脳の血流量を増やすといわれるカカオポリフェノールが多く含まれており、特にビーントゥバーには余分な添加物が入っていないので安心して摂取することができる。ヘルシーで健康効果も期待でき、カカオ本来の味わいや香り、風味も楽しめる。

 

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