〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
栗ここん 恵那川上屋 東京(東京・都立大学)
2024年11月、都立大学駅から徒歩5分ほどの場所に、岐阜県恵那市に本店があり、恵那の特産品「栗」を使ったお菓子を開発・販売する人気和菓子店「恵那川上屋」の姉妹店「栗ここん 恵那川上屋 東京」がオープンしました。1964年に創業した「恵那川上屋」は、生産者の方々と栗栽培に取り組み、恵那山麓で土づくりからこだわった地域ブランド「超特選恵那栗」を生みだしました。「100年先もずっと栗が愛される未来を支えていきたい」。そんな思いから、恵那を起点に栗畑を広げるとともに、全国各地の素材や食文化を融合させ、新感覚の栗菓子を提案しています。
「栗ここん 恵那川上屋 東京」は、そんな「恵那川上屋」の栗への情熱をつむぎ、生まれたお店。古今東西の栗をよりすぐり、新しくもなつかしい和洋菓子を提供しています。店内には工房を構え、種類豊富に魅力的な商品が並び、できたてのお菓子はもちろん、「八雲モンブラン」や「栗ここんサブレ」をはじめとしたオリジナル商品など、ここでしか出会えないものも用意。
創業当初から愛され続けている「栗きんとん」は、おばあちゃんが手鍋で炊いてこしらえたかのような、誰が食べてもどこかほっとするあの味。使用する栗は品種ごとに収穫できる時期、味わいにも違いがあるため、どの品種でもおいしい栗きんとんになるよう、砂糖の量や、その日の温度や湿度で炊き具合も調整しています。素材の味を落とさないよう、栗を練る作業も手早く行うよう工夫。見た目、香り、甘み、食感のどれをとっても満足できる栗の魅力を引き出した極上の一品です。
人気の「八雲モンブラン」810円は、和と洋2種類のテリーヌのような栗ペーストがなめらかな口どけのモンブラン。土台となる栗ペーストを山に見立て、白い雲のようにふわふわの生クリームをたっぷりと絞っています。和栗メインと洋栗メイン、2種類の八雲モンブランを用意し、洋栗メインは銀粉をあしらっていて、ラム酒がほのかに香る大人の味。栗ペーストは、和と洋それぞれの栗を低温でじっくりと炊き上げることにより、テリーヌのような仕上がりです。中に忍ばせた栗きんとんの特製ソースがとろりと溶け出し、口に含むとすべてが一体となってスッと消えてなくなるような極上の口どけ。ねっとりとした濃厚な栗ペーストに軽やかでミルキーな生クリームを絶妙なバランスで組み合わせ、最後のひと口まで飽きずに楽しめます。
他にも「八雲シュー」459円や「八雲プリン」594円、「栗クリーム大福」432円など魅力的な商品が並びます。現在、クリスマスにむけて「シュトーレン」を期間限定で販売中。自慢の恵那栗がごろごろ入った、フルーツやナッツの食感も楽しいシュトーレンです。今後は目黒や世田谷で栽培された栗を仕入れて「地元の味」の発信も予定しているそうです。自分へのご褒美スイーツや大切な方への贈り物などにもぴったりの一品に出会える「栗ここん 恵那川上屋 東京」へ足を運んでみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『店内には栗のスイーツが本当にたくさんありました。
日持ちのする焼菓子も種類豊富で、生菓子は洋菓子系と和菓子系両方があり、かなり迷います。
また、冷凍でくりモナカアイスや栗きんとんのたね、など珍しいものもありました。
今回は、八雲モンブラン(和栗)を購入しました。
濃厚な栗ペーストの上に生クリームがたっぷり絞られているので、重いかなぁ?と思ったのですが、ペロリと食べられてしまう軽さ!
栗の甘みと風味に生クリームが絶妙にマッチしていました。
とても美味しくて、また食べたくなる一品。
今度は洋栗も頂きたいです。
他にもたくさんのラインナップがあったので、全制覇してみたくなる味でした』(しらたまつばきさん)
『栗の季節になると、恵那川の栗きんとんを食べたくてデパ地下の銘菓売り場等で入手しておりましたが、東急東横線都立大学駅近くに、お店ができていました。
栗きんとんだけでなく、栗を使った洋菓子、和菓子が多数並べられています。イートインなしです。
今回は、栗きんとん2個入り¥540と栗焦がしキャラメルのアンガディーネ¥324を。
きんとんは、渋皮の香りもしっかりあり、しっとりほろっと。自然な甘味がいいですね。
アンガディーネは、しっかり濃厚でコーヒーや渋めの紅茶に合いそうです。
どちらもリピートしたい。
モンブランやシュークリームも惹かれました』(くいちろりんさん)
※価格は税込。