〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
渋谷中華そば saji.(東京・神泉)
2024年8月、神泉駅から徒歩5分ほどの場所に大山どりの丸鶏を使って丁寧にだしをとった絶品中華そばを提供する「渋谷中華そば saji.」がオープンしました。手掛けるのはスープカレー店「Rojiura Curry SAMURAI.」を全国展開し、下北沢の人気店「スパイスラーメン点と線. 下北沢店」を経営する株式会社ソウルフラワー。店主の川端 昌志氏は、立川のラーメン店で2年、練馬のラーメン店で7年、「スパイスラーメン点と線.」で5年働きラーメン事業部を立ち上げました。麺事業を作っていくプロジェクトの中で、王道の中華そばで勝負したいと思い、出店となったそう。
店舗の場所は世界的に知名度の高い渋谷でありつつその中心から外れ、少し落ち着いた神泉に魅力を感じたため、ここに決めたそう。店名の「saji」は匙から、抜群の匙加減にこだわった「至福の中華そば」を提供しています。お店のロゴが入った大きな白い提灯が目印で、「新しい昔ながらを渋谷に」をコンセプトにした店内は、天井が高く開放的で、古民家の廃材を使用しながらも清潔で明るく見える木のカウンターになっています。カウンターに合わせて丼、箸置き、レンゲ、お盆にもこだわっていて、おしゃれなカフェのよう。一人でも入りやすい雰囲気。客席はカウンターのみ10席です。
看板メニューの「鶏醤油soba」1,200円は、大山どりの丸鶏を使用したスープに4種類の醤油をブレンドしたタレ、スープと一緒に抽出した鶏油を使った香味油でまろやかに仕上げています。トッピングには大山どりのムネ肉、モモ肉の2種のチャーシュー、ローストトマト、九条ネギ、揚げネギなど鶏と鮮やかな野菜だけで構成され、見た目も豪華で美しいと評判です。菅野製麺所の北海道小麦「春よ恋」を100%使用したストレート細麺はパツパツで歯切れが良くスープとの相性も抜群。
4種の塩を使ったタレに生柚子を合わせている「ゆず鶏塩soba」1,200円も人気で、上品で繊細な味わい。醤油とはまた違った方向から大山どりの旨みを味わえます。厚みがありながらさっぱりとしたスープは、柚子の風味が良く飲み干したくなる一杯になっています。
他にも「鶏出汁昆布水つけ麺」1,500円や「鶏まぜsoba」1,200円、夜限定の「鶏白湯soba」1,300円があります。
ご飯ものは「生親子丼」500円や「三元豚ローストポーク丼」650円、「鶏茶漬けごはん」250円など、種類豊富。現在SNSのフォロワー限定メニューも提供中だそうで、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
また、無料で提供される味変用の「今日のひとさじ」は日替わりで「生七味」「刻みしょうが」「柚子胡椒」など、毎回違う味変ができるのも楽しいですね。
トッピングも豪華でおいしい、大山どりの丸鶏からとった鶏だし香る一杯を味わいに足を運んでみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『「ゆず鶏塩soba」1200円
店頭に居た「点と線.」スタッフのオススメは塩。
2種の鶏チャーシューに穂先メンマ、ローストミニトマト、アーリーレッドで美しいです。
澄んだスープは無化調とのことで、優しくも鶏が濃密。
やや甘めの塩ダレが上品に鶏の旨味を引き立てています。
麺は菅野製麺のストレート細麺。
しっかり茹でられてモチモチ食感がスープに合っています。
チャーシューは鶏モモと鶏ムネの2種。
特に鶏ムネがしっとり柔らかく美味しいです』(デイルス・マイビスさん)
『最後に残ったスープを今一度よく味わっていただいてみると、優しく円い口当たりの鶏塩スープは鶏の旨味が濃密に詰まっていて厚みもありますし、柚子皮の爽やかなアクセントも上手くハマっていて心地良く思わずゴクゴクと止まらない感じで一気に飲み干してしまいました!
優しく円みある口当たりに鶏の旨味が濃密に詰まったスープは魅力的で、アーリーレッドだけ気になりましたが麺やスープも上手く合わせていて充分以上に満足する事が出来ました!』(チーム191さん)
※価格は税込。