MEGUSTA 今泉店
「グリーンカレーのマカロニサラダ」「パリパリピーマンタコスミート」「パクチー烏賊の塩辛」「SPICE 玉こんにゃく」「うずら卵のアチャール」「スパイシーコールスロー」「パクチー冷奴」。ベースはどこでも見かける料理だが、どこか変である。スパイスの要素が必ず入っていてこちらに訴えてくる。
ここが天神にある立ち飲み居酒屋「MEGUSTA 今泉店」である。「MEGUSTA」は市内に4店舗あるが、どこも個性があってメニューが違う。この店はスパイス使いをした料理と、タコスがウリなのだという。
さっそく「グリーンカレーのマカロニサラダ」「パリパリピーマンタコスミート」「パクチー冷奴」を頼む。
ありである。グリーンカレー風味のマカロニサラダなんて、どうして今まで誰も考えなかったんだろうと思った。タイに行ったらあるんじゃないかと思うほど味が馴染んでいる。冷奴のパクチーも自然にスパイスと一体となっている。
飲み物がまたおもしろい。「レモングラスジンジャージン」「ほうじ茶シナモンラム」「ゆず緑茶カモミールジン」「カルダモンコリアンダーウォッカ」と、スパイスの漬け込み酒が多くある。試しに「レモングラスジンジャージン」を飲むと、バンコクのバーで飲んでいる気分となった。
名物だという「ビリアタコス」も頼んでみる。牛すじ肉をすスパイスでトロトロに煮込んだスープに、タコスをディップして食べる料理だという。これもいい。ちょいと辛くして食べればまたたく間になくなった。しかもどの料理も安いし、頼めばすぐに出てくる。
ちなみに「マカロニサラダ」が299円、「パテドカンパーニュ」は399円、「ミートボールのスパイス煮」は499円、一番高い「エゾシカのステーキ」がなんと899円と価格破壊を起こしている。
早い、安い、うまいという大衆立ち飲み居酒屋の基本条件を満たしている上に、オリジナルがあって虜になる。こりゃあ流行るわけだね。