2024年の土用の丑の日は、7月24日と8月5日! 気温の高い日々を乗り切るためのスタミナをつけるのにぴったりなうなぎの名店を価格帯別にご紹介します。

教えてくれる人

門上武司
1952年大阪生まれ。関西中のフランス料理店を片っ端から食べ歩くももの足らず、毎年のようにフランスを旅する。39歳で独立し「株式会社ジオード」設立後はフードコラムニストというポジションにとどまらず、編集者、プロデューサー、コーディネーターとマルチに活躍。関西の食雑誌「あまから手帖」編集顧問であり、全日本・食学会副理事長、関西食文化研究会コアメンバー。著書には「食べる仕事 門上武司」「門上武司の僕を呼ぶ料理店」(クリエテ関西)、「京料理、おあがりやす」(廣済堂出版)、「スローフードな宿1・2」(木楽舎)、など。年間外食は1,000食に及ぶ。

1,000円台

1. うな茂(大阪・長堀橋)

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うな丼「梅」1,820円   出典:TURNAROUND_Mさん

大阪・長堀橋にあるうなぎ店で、関西風の地焼きを楽しむことができます。うな丼「梅」はなんと1,820円というコスパの高さ! 香ばしさと身の軟らかさの調和をぜひ楽しんでください。

2. 梅乃井(京都・鞍馬口)

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外観   出典:フェリーさん

西陣の商店街にある同店では関西風の地焼きの「うな丼」が1,800円で楽しむことができます。「うな重」も2,000円台から用意があります。皮目の香ばしさと身のふんわり感をぜひ楽しんでみてください。

3,000円前後

1. じん田(大阪・天満)

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「うな重【上】」   出典:ship00さん

創業100年を超える老舗。関西風地焼きの特徴である、皮目ぱりっと身はふんわりとした食感がたまりません。「うな重【並】」2,800円、「うな重【上】」3,800円という値段で気軽に楽しめるのもうれしいポイントですね。

2. 鰻 にしはら(大阪・谷町四丁目)

「うな丼(中)」
「うな丼(中)」   写真:お店から

予約必須の大阪の人気うなぎ店。江戸風の焼き方でふんわりとしたうなぎの身の中に旨みと香りが詰まっています。「うな丼(中)」は3,300円という価格で楽しめる上、うなぎのボリュームもあるのでおすすめです。

5,000円前後

鰻家(大阪・西中島南方)

ヨシミチの飯の使いやあらへんで
「うな重」   出典:ヨシミチの飯の使いやあらへんでさん

大阪・西中島南方にある人気店です。電話やネットでの予約ができず、朝店頭の予約表に名前を記入するというシステムです。関西風の焼きで、身がしまっていて、タレの甘みが程よいです。ランチでは「うな重(並)」4,620円、「うな重(上)」5,940円で楽しむことができます。

7,000円前後

大國屋鰻兵衞(京都・烏丸)

毎日外食グルメ豚さん
「地焼うなぎと御竈飯(おくどはん)」   出典:毎日外食グルメ豚さんさん

錦市場で100年の歴史を誇るうなぎ専門店「大國屋」が2018年にオープンた同店。メニューは「地焼うなぎと御竈飯(おくどはん)」7,000円のひとつのみ。注文を聞いてからうなぎを焼きはじめ、そのタイミングでご飯も炊くという徹底ぶりです。皮目の香ばしさと味わいの深さは格別なので、ぜひ味わってみてください。

※価格はすべて税込です。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。 

文:門上武司、食べログマガジン編集部