ラーメン王の異名を持つ小林孝充さんが、2024年の「今食べたい10店」をエリアごとにピックアップしてくれました! 映えあるその店舗と、選んだ理由について伺います。まずは「東京編」から。

まずは行ってほしい、今年オープンの新店

1. 奈つやの中華そば(下丸子)

カフェモカ男
もちもち雲呑味玉中華そば(1,250円)   出典:カフェモカ男さん

元々不動前駅の近くで間借り営業していましたが、今年初めに下丸子にお店を構えました。移転とともにスープなどリニューアルをはかり、一皮も二皮もむけレベルが数段上がりました。今年の新店の中でも頭一つ抜けており、次の「食べログ ラーメン TOKYO 百名店」には間違いなく入ってくるであろうお店です。

2. Craft Ramen BiT(入谷)

take1875
コンソメらーめん(塩・1,000円)   出典:take1875さん

蔵前の人気店「らーめん改」の店長まで務めた方が独立オープン。今年2月にオープンした注目店です。鹿肉と鶏を使ったというコンソメらーめんは一口飲めば非常に深い味わいがあり、衝撃を受けること間違いないです。場所のわかりにくさなどもあるのかあまり混んでいない時間帯もあり、食べるなら今のうちです。

3. とんこつ みうら(金町)

ごっち
とんこつラーメン(850円)+ライス(無料)   出典:ごっちさん

「武蔵家」総大将の三浦さんが自分の名前を冠し人気を確立している「三浦家」が今年4月から「とんこつ みうら」として夜の部を開始。創業当時の味というラーメンは非常に骨太の豚骨スープ。最近は家系のフォーマットを使いながら家系の枠に収まらないネオ家系の流れが来ていますが、まさしくその流れを代表する一軒と言えます。

headbanker
もっちりした中太麺   出典:headbankerさん

4. 手打ち 陰日向(分倍河原)

あるとり
ワンタンチャーシュウメン(1,450円)   出典:あるとりさん

今年5月にオープンし早くも行列となっているお店です。近年極太麺のブームがありましたが、ここはその終着点と言っても良いでしょう。極太麺は数あれど、太すぎてすすれず噛み切りながらでないと食べられないほど。生姜がガツンと利いたスープがその麺を引き立てます。

びーと
ひもかわうどんのような平たい麺   出典:びーとさん

東京の「今」がわかるラーメン

5. Ramen FeeL(日向和田)

pateknautilus40
FeeL The 雲呑醤油らぁ麺(1,600円)   出典:pateknautilus40さん

「食べログ ラーメン TOKYO 百名店」入りの一軒。オープン後に「食べログマガジン」にて取材していますが、そこからさらに進化を遂げていて驚かされます。醤油は、訪れた人は大体食べているかと思いますが、塩やつけ麺がまたすごいです。今東京でどこが一番おすすめなのかと聞かれたらこのFeeLかもしれません。

ぴーたんたん
FeeL The 塩らぁ麺(1,300円)   出典:ぴーたんたんさん