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〈最高のインスタグルメ〉
最新のグルメ情報を得るうえで欠かせないSNSの一つがInstagram。動画でシズル感あふれる料理を撮影したり、写真で料理が輝く瞬間を切り取ったり。おいしそうなビジュアルで食欲をかき立ててくれるグルメ系インスタグラマーに、おすすめのお店や最高の一皿を教えてもらう本企画。今回は、2022年に続き再び登場! SNS総フォロワー数20万人超え、食べログレビュアーでもある「shuki(@66shuki)」さんに、最新のお気に入りをインタビューした。
教えてくれる人
shuki(@66shuki)
Instagramフォロワー11.5万人。総SNSフォロワー20万人。
「The Tabelog Award 2022 Gold」「The Tabelog Award 2023 Gold」コンプリート。
「『The Tabelog Award』受賞店 年間訪問数ランキング」3年連続TOP5にランクイン(2022〜2024の受賞店)。
好きなお店のリピートとまだ行ったことのない土地のおいしいもの新規開拓が好きです。
■Instagram
https://www.instagram.com/66shuki/
■食べログ
https://tabelog.com/rvwr/002973291/
※フォロワー数は2024年6月時点のものです。
shukiさんの「おいしい」話
shukiさんに美食に目覚めたきっかけを尋ねると「父親が京都で『英多朗』といううどん屋を営んでいる関係で、幼少期から食に携わる機会が多かった。家族で昔から外食をする機会が多く、社会人になってから東京を中心に全国各地へ食べ歩きが一番の趣味に」とのこと。月の外食は、昼に15回、夜は20回ほどで、前回のインタビュー時より増えたそう。変わらず全国各地を食べ歩いている「shuki」さんの、最新のとっておきのお店とは?
最高の一皿:「レストラン ナズ」の「鯉料理」
Q:この半年くらいの間で最も感動した料理は?
A:長野の軽井沢にある「レストラン ナズ」の「鯉料理」です。
shukiさん
ナズと言えば季節で変わる野菜の再構築がいつも圧倒的で感動的。しかし前回2月の訪問時に、衝撃を受けたのが2種の鯉料理でした。鯉と言えば、泥っぽい雑味のイメージがあり、小骨も気になるので得意ではなかったのですが、その鯉のマイナスの部分を完璧に打ち消す料理でした。鯉の握りは細やかな下処理が施され、腹身の部位を3日間寝かせるという丁寧な仕立て。鯉の今までのイメージが完全に覆され感動した料理でした!
shukiさん
鯉をのせた煮麺は、見た目は火入れされた厚切りの鯉がのせられているようでしたが、実際は鯉を薄くスライスしたものを重ね、ミルフィーユに。そうすることで小骨のマイナスが打ち消されていました。5日間身を寝かせ、皮は乾燥させて、淡白なイメージながらもうまみがあり、皮の嫌な食感もなくし、パリパリ食感も楽しめる素晴らしい料理に仕上げられていました。
shukiさん
うまみ、コク、酸味、苦み、塩味を発酵技術により表現された料理はここでしか楽しめない唯一無二の素晴らしさ。料理やワインの説明も丁寧に一つひとつ伝えてくれる熱量からも、シェフのファンになりました。