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食通が見いだした、今月の新店
新しいお店がどんどん出店し、ますますの盛り上がりを見せる飲食業界。「気になる店が多すぎてどこの店に行ったらいいかわからない!」という人も多いのではないでしょうか。そこで、グルメ情報に精通している方々に、最近訪れた新店に関するアンケートを実施。特に注目している「今月の新店」について教えていただきました。
今回は、さまざまなフードメディアで活躍するライターの中森りほさんが推薦する「目黒ダイニングCOVO」を紹介します。
教えてくれる人
中森りほ
飲食Webメディアの編集を経て2017年よりフリーライター。「Numero.jp」「mina」「コロカル」「食楽web」「楽天トラベルガイド」「飲食店ドットコムジャーナル」などの取材に加え、プライベートで毎月国内外のホテルや飲食店に赴いている。
今月のベストワン
Q. 直近で行った新店の中で、特におすすめしたいお店を教えてください
A. 「目黒ダイニングCOVO」です
東急東横線の祐天寺駅から徒歩5分ほど、閑静な住宅街の一角にオープンしたイタリアンダイニングです。クラシック&ユニークをテーマにしており「赤身肉のロースト」にはハーブやローズマリー、一味唐辛子などが入ったお店オリジナルのスパイス“八味”を合わせたり、ケーキのように仕立てた「自家製フレッシュチーズと北海道産ブラータチーズのカプレーゼ」があったり、遊び心あふれるプレゼンテーションが魅力です。
同店で腕を振るうのは北参道の「トラットリア タボッカ」や恵比寿の「カルネジーオ」などで20年以上経験を積み、ソムリエの資格も保有する鈴木敦総料理長と、都内のイタリアンレストランのほかシチリアでの修業経験も持つ早川達己シェフ。店長の芝野航平さんもソムリエと酒ディプロマの資格を持ち、常時40種類ほどそろうワインから料理に合わせてペアリングも提案してくれます。
Q. 「目黒ダイニングCOVO」でおすすめしたいメニューを教えてください
A. 「スペシャリテ お肉ゴツゴツボロネーゼ」1,650円です
ボロネーゼでありながら、パスタの上に牛肉の赤ワイン煮込みがのっているかのように、お肉の存在感が輝いている一品です。ソースは肉らしさを残すため、粗めにひいたひき肉に、ニンジンやタマネギ、セロリなどの香味野菜と、少量のトマトをフルボディの赤ワインで煮込んで作り上げています。
パスタはボロネーゼの味わいや歯ごたえに負けないよう、スパゲッティよりも少し太めのイタリア・プーリア州の「Tamma」というブランドのスパゲットーニを使用。咀嚼するごとに牛肉のうまみがあふれる、肉好きにおすすめしたいパスタです。
※価格はすべて税込