〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
Braceria Buffa(東京・六本木)
2024年4月17日、六本木に「Braceria Buffa(ブラッチェリア ブッファ)」がオープンしました。ブラッチェリアとは炭火焼きが食べられる店という意味。紀州備長炭を使ったイタリアンが楽しめます。
運営会社である「レアル・ダイニング」は大阪でイタリアンや鉄板焼き店など7店舗を展開。原点となった店が大阪・天満橋「Nishideria(ニシデリア)」。「レアル・ダイニング」代表であり、グランシェフでもある西出雅章さんがオープンした店です。
西出さんは有名ホテルや名レストランなどでキャリアを積んできた実力派シェフ。今春より「Nishideria」では“なにわイタリアン”を標榜し、大阪近郊の食材を使い、伝統的なイタリアンをリスペクトしつつ、西出シェフならではオリジナリティをプラス。大阪の美食家たちを魅了し、人気のイタリアンとなっています。
創業当初から東京進出を考えていたという「レアル・ダイニング」。今回、縁あって六本木に出店することになったそうです。場所は六本木駅から徒歩1分。グルメ店がそろうGEMS六本木の3階になります。席数は30席。ダイニングフロアは広々として、開放感いっぱい。ウッディを基調とした家具類は温かみがあり、大人がくつろげる空間になっています。半個室は2部屋、完全個室も2部屋用意されており、プライベートな会食や接待にも利用できそうですね。
「Braceria Buffa」のシェフを務める坂本卓也さんは、イタリアでの修業経験があり、西出シェフが率いる若手シェフチームで開発した、炭火を使った素材の味を生かしたイタリアンを提供します。メニューはランチ、ディナーともにコース中心。おすすめは同店の魅力を余すところなく楽しめる「Cena Special」です。
ワゴンで運んでくる生ハムの塊をスライスして、その場でサーブするところからコースがスタート。切り立ての生ハムはふわふわした軟らかさがたまりません。
メインは能登牛。能登の豊かな自然の中で育まれた牛は、出荷頭数も少なく、石川以外ではほとんど流通しない希少な牛です。特徴は赤身と脂身のバランスが絶妙で、脂身が甘いこと。この牛を、うまみを逃さず炭火焼きにし、部位3種を提供します。それぞれ食べ比べることができるなんとも贅沢な一皿です。
〆でぜひいただきたいのが、シェフのスペシャリテ「アリオーネ」。モチモチした太めの手打ち麺にニンニクとトマトのソースが絡みます。唐辛子ソースやチーズなどの味変アイテムも添えられ、シンプルながら病みつきになるおいしさです。
ワインはイタリア産を中心に料理とマリアージュが楽しめるものをラインアップ。ソムリエによるペアリングも楽しむことができます。
6月からは気軽に利用できるアラカルトメニューも提供するそう。
多くの人にレアル・ダイニングの作るイタリアンのおいしさを知ってもらいたいとの思いで、国内外から人が集まる国際色豊かな街、六本木への出店となった「Braceria Buffa」。多くの名店が集まる六本木で、訪れるのが楽しみな一軒になりそうです。
食べログレビュアーのコメント
『【Dinner】Menu Special ¥10,000
メインは能登牛の炭火焼きの食べ比べ!
サルサベルデ、赤ワイン塩、生胡椒でいただく。部位は、
・イチボ
・フィレ
・サーロイン
1番イチボが肉のお味が濃かった♡
やわらかなフィレに脂の乗ったサーロインも良かったな。これこそ食べ比べの醍醐味!』(あんよ♪さん)
『Menu Special(10000円)
メインは石川県能登牛のイチボ、フィレ、サーロインの3種食べ比べ!
特にフィレの部位は口の中で溶けていくことほどの柔らかさでお肉の旨みが存分に楽しめました!
やはりシンプルにお塩でいただくのがオススメです!
〆はトスカナ州の郷土料理であるトマトベースのアリオーネ!
カラブリアと言われる唐辛子とバジルを合わせた薬味や粉チーズを味変で加えるとコクが出てきます。
もちもちの中太のアリオーネも好みでした』(みっきー0141さん)
※価格はすべて税込。