〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

焼鳥 角レ(東京・中目黒)

2024年5月8日、中目黒に「焼鳥 角レ(カクレ)」がオープンしました。「食べログ 焼鳥 百名店」に選ばれたことのある、恵比寿の人気焼き鳥店「鳥つた」の姉妹店です。

「角レ」店内
「角レ」店内   写真:お店から

店主の大林 伴式(とものり)さんは、六本木や赤坂の人気焼き鳥店の立ち上げに携わってきた焼き鳥のベテラン。現在も焼き手として現場に立っています。
2019年に「鳥つた」を恵比寿で開業。高知県産の地鶏「蔦赤地鶏」などの厳選した素材を使った料理がリーズナブルな価格で楽しめるとあって、たちまち人気店となります。

個室も用意。木目を組み合わせたモザイク柄のテーブルが個性的
個室も用意。木目を組み合わせたモザイク柄のテーブルが個性的   写真:お店から

「鳥つた」オープン後、すぐにでも新店舗をつくりたかった大林さん。コロナ禍でなかなか踏み切れなかったそうで、今年ようやく姉妹店の開業となりました。場所は中目黒駅から徒歩5分、目黒川沿いから一本入った路地裏にあるビルの2階。にぎやかな駅前を離れ落ち着いた雰囲気が、大人が集う店にぴったりです。

内装のテーマは“グレイッシュインテリア”と“上質な抜け感と大人のカジュアル”。モダンながらシックな雰囲気は大人がくつろぐ空間にぴったり。席数は28席で、カウンター席やテーブル席の他に、6~8名で利用できる完全個室も用意されています。

料理には特注した作家物の伊賀焼や骨董の器を使うなど、ビジュアルの美しさにも注目
料理には特注した作家物の伊賀焼や骨董の器を使うなど、ビジュアルの美しさにも注目   写真:お店から

「角レ」のメインになる素材は「薩州峰地鶏」。鹿児島県霧島で新鮮な空気とおいしい水に恵まれた環境の中でのびのびと育った地鶏で、東京ではまだあまり流通していない希少な地鶏です。焼いても身はふっくらと軟らかく、噛むほどに広がるしっかりとしたうまみがたまりません。

へべれけ商社マン
「薩州峰地鶏叩き」。薩州峰地鶏コース(7,700円)より   出典:へべれけ商社マンさん

メニューは「薩州峰地鶏」をメインにしたコースと、「お任せ6串セット」2つのコースをベースに、串を追加していくスタイル。おすすめは、やはり「薩州峰地鶏コース」。薩州峰地鶏をメインにたたきや各部位の焼き鳥、旬の素材を使った串、一品料理からなるコースで、その日の仕入れにより内容が変わるバラエティ豊かな内容になっています。

「粗挽き鶏メンチカツ」800円
「粗挽き鶏メンチカツ」800円   写真:お店から

一品料理も充実。粗びきで肉本来の味わいが楽しめる鶏ミンチを使った「粗挽き鶏メンチカツ」。骨にたねを巻いて揚げるという遊び心のある一品です。田中農場の「宝玉卵」を使った「親子丼」や「そぼろ丼」も〆におすすめです。

赤白グラスワイン、1杯1,000円~
赤白グラスワイン、1杯1,000円~   写真:お店から

ドリンクのおすすめはワイン。ワイン好きな人も納得の王道のラインアップで、シャンパーニュや白、赤、世界各国のワインがそろいます。

今日はちょっとおしゃれに焼き鳥を楽しみたいという日にぴったりな「角レ」。親しい人の会食やデートに訪れてみてはいかがでしょうか。

食べログレビュアーのコメント

へべれけ商社マン
「ソリレス」。薩州峰地鶏コースの一品   出典:へべれけ商社マンさん

『最初に頂いた薩州峰地鶏叩きはレア目の内腿、皮をパリパリに焼き上げながら、身肉は超レアなこりこり感で微妙に歯応えがあるのにそれでいて瑞々しく柔らかいジューシーさが堪らない一品! 内腿は、もも肉の中でも、一番水分量多くびらびらした位置らしいが、これは秀逸な焼き加減とお味でした♪』(へべれけ商社マンさん)

あっぴーグルメ
「合鴨ロース藁焼き」。薩州峰地鶏コースの一品   出典:あっぴーグルメさん

『ササミの桜じめのサラダはパリパリを崩して、混ぜて頂きましたが
見た目の美しさや味、楽しさ。素晴らしかったです。

焼き鳥は炭火焼きで
中は柔らかくジューシー!
いくらでも食べれそうなくらい上品な味。
藁燻合鴨のすき焼きは是非食べてほしい一品でした!』(あっぴーグルメさん)

※価格はすべて税込。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:小田中雅子