〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
NEAR MINT TOKYO(東京・経堂)
2023年11月、経堂駅から徒歩5分ほどの場所に、食・音楽・空間をコンセプトにしたニューアメリカン料理店「NEAR MINT TOKYO」がオープンしました。ヨーロッパやアジア、中東、南米の伝統的な料理を自由に組み合わせた健康志向のアメリカン料理を提供されています。
店主の渡辺優氏は、南青山、西麻布の老舗フレンチレストランで修業後、「ブルーノート東京」に入社。その後ニューヨークへ渡り、レストランでシェフを務め帰国しました。渋谷の「The SG Club」での勤務を経て独立を決意。6年間過ごしたニューヨークで刺激を受けたことから、ニューヨークの空気感を楽しめるお店を、自分の解釈を入れ東京で開くこととなりました。
経堂は個人店が多く、昔住んでいたブルックリンに雰囲気が似ていると感じたことからこの場所に出店することに。店名は中古レコードの状態を指す「NEAR MINT コンディション」と、渡辺氏が10代の頃影響を受けた90年代の東京から付けたそう。中古レコードの最も良い状態「MINT コンディション」の次が「NEAR MINT コンディション」。最良に近い状態で、90年代の恰好良かった東京のような空気感のある店づくりをされているそうです。
ヴィンテージの家具やヴィンテージオーディオを配置し、そこかしこにこだわりを感じる店内は、どこか懐かしく、落ち着く空間。300枚ほどレアなレコードを揃えていて、良質な音楽を聴きながら料理を楽しめます。客席は全21席で、一人で食事をしやすいカウンター席の他、ゆったりと間隔を取ったテーブル席もあります。お子様連れでの来店や、愛犬との来店もウェルカムとのこと。
おすすめメニューは、フレンチのシュークルートの白い食材で仕上げた「白モツ白ソーセージ白インゲン豆の白ワイン煮込み ホワイトバルサミコの粒マスタード添え」2,200円。カルダモンとレモンの香り高い白ソーセージと燻製ソーセージを使い、スパイスとハーブが利いた一品で、キリッとした白ワインと一緒に楽しんでみてください。
他にもイカスミを練り込んだニョッキをフライにパルミジャーノチーズとトマトパウダー、白トリュフオイルで仕上げた「イカスミのフライドニョッキ」990円や、メキシコのカルニータス(豚バラ肉のコンフィ)とフレンチのプティサレオランティーユで、シンプルながらほっこりする「豚バラコンフィとレンズ豆の煮込み」1,980円など、同店ならではのメニューが揃っています。
希少なレコードに耳を傾けながら、オリジナル料理を堪能できるニューアメリカン料理店、おすすめの新店です。
食べログレビュアーのコメント
『料理の種類は、ニューアメリカン料理です。
たくさんの人種や文化圏出身の人が生活を送っていることからアメリカで発展した、本来のアメリカ料理にフランス料理や日本料理、地中海料理などの諸外国の料理のテイストをプラスした新しいタイプの料理のことを指します。
生ビールも希少な白穂乃果の取り扱いがあります。
白穂乃果は無濾過(酵母がそのまま生きているビール)であることが特徴で、豊かなコク、フルーティーな味わいが素晴らしいです。
その他アルコール類は全般的意味美味しく、お酒のレベルは高いです!
店内は音楽好きのマスターがヴィンテージオーディオシステムで最高の音楽をかけてくれます。』(村ログさん)
『しめ鯖と紅芯大根、赤玉ねぎのピクルス、クリームチーズ
アーティチョークのディップ バケット付き
ニューヨリカンフライドチキン アヒベルデ(青唐辛子とハーブのマヨネーズ)
白もつ・白ソーセージ・白インゲンの白ワイン煮
全体的に繊細なお料理で、想像つかない味が多いけどおいしい。
特に、しめ鯖と紅芯大根、赤玉ねぎのピクルス、クリームチーズが美味しかった!また食べたい。
ソフトドリンクメニューもめずらしいシロップを使ったものがあって嬉しい。』(lapin87778さん)
※価格はすべて税込。