〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
鬼そば 藤谷(東京・浅草)
渋谷センター街で人気を博していた「鬼そば 藤谷」が、2023年12月、浅草駅から徒歩3分の雷門通り沿いに移転オープン。
2023年9月のビル火災被害により休業を余儀なくされ、移転先を探すなかで運命的にたどり着いた浅草の地。「日本を代表する観光名所で、世界に向けておいしいラーメンを提供していきたい」との思いを胸に、新たなスタートを切った。
ラーメン好きの間では知られているが、こちらは顔まね芸人・HEY!たくちゃんこと藤谷拓廊さんが店主をつとめる店。地鶏や和牛、300種類から選び抜いた塩、有名製麺所「浅草開化楼」の特製麺など、こだわり素材で作り上げるラーメンに、多くのファンを持つ。
メニューは「鬼塩ラーメン」「醤油ラーメン」各1,000円、「チャーシュー鬼塩ラーメン」「チャーシュー鬼醤油ラーメン」各1,600円、「特製鬼塩ラーメン」「特製醤油ラーメン」各1,800円の他、浅草店から新たに提供をスタートした、1日10杯限定の「昆布水の醤油つけ麺」1,300円、「昆布水の特製醤油つけ麺」1,800円もラインアップ。
イチオシの「鬼塩ラーメン」は、4種の塩を使用した塩ダレ、数種の野菜と鶏モモの皮や胸肉などを炊いたこだわりスープに、豚のスープでさらにコクをプラス。渋谷で提供していた時よりも、味わいがレベルアップしていると評判だ。
また、服部栄養専門学校で学んだ調理技術を生かした、とろける食感のローストポーク、黒毛和牛の旨み際立つローストビーフも、店主自慢の逸品。ラーメンのトッピングや「チャーシュー丼」800円でじっくり堪能したい。
店内はカウンター席とテーブル席の18席。まるでカフェのような明るくスタイリッシュな内装で、女性やカップルも気軽に立ち寄れる。
待望の営業再開を果たし、新店舗もすでににぎわいを見せている「鬼そば 藤谷」。まだ味わったことがない人も、浅草観光やグルメ探索の際に、足を運んでみては。
食べログレビュアーのコメント
『スープは一口目から濃密な肉出汁の旨味でやや甘め。
塩でもアッサリ軽いのではなく、出汁の旨味がとにかく濃いです。
濃密な肉の旨味がスープに溶け込み、最後まで濃密です。
麺は浅草開花楼の細麺。
ハリとコシがある美味しい麺です。
デフォでも黒毛和牛がのり、薄くとも柔らかくジューシー。
そのほか煮豚3枚にメンマがのります。
この煮豚がフワトロでジューシーでとろける旨さ。
「支那そばや」的な極上煮豚で良い豚を使っていると思われ、黒毛和牛と煮豚3枚で1,000円は間違いなくCP良いです。
僕が渋谷の店舗で食べたのはもう10年も前のこと。
今の「鬼塩ラーメン」はその時と比べ物にならないほどの旨さです』(デイルス・マイビスさん)
『浅草店から登場となった昆布水つけ麺に関しては・・・優勝である。
鬼塩同様、何かメチャメチャ特徴があるとかではないのだが、王道醤油清湯つけ汁に細麺というシンプル構成ながらも、これが不思議ととんでもない戦闘力で、気が付いたら麺が一本もなくなる状態(笑)
また、麺が水で締められた分、ラーメン以上に浅草開花楼サイコー!状態が起きる』(マーコラーメンさん)
※価格はすべて税込