食の新エリアがオープン! 虎ノ門ヒルズ ステーションタワーで美食&美酒に酔いしれたい

2024年1月16日(火)、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」に飲食を中心とした新エリアがオープン。地下2階~地上7階、約11,200平方メートルの商業空間には約70店舗が連なり、約1,500平方メートルの広さを誇る4階は、ビブグルマン獲得店や予約困難な人気店など20店舗が出店するエリア最大級のダイニングフロアになっている。今回は、数ある店舗の中から、カジュアルな雰囲気で美食とお酒を楽しみたい時におすすめの5店をピックアップしてご紹介!

【イタリアン】生ハム、イタリア風肉おでんにワインが進む! 大人のイタリアン酒場 「Lampada(ランパダ)」

写真:お店から

代官山で人気のイタリアンレストラン「オステリアウララ」など全国に10店舗を展開するダルマプロダクションによる新業態が登場。コンセプトはイタリアの生ハムとワインが味わえるお店“プロシュッテリア”をイメージした大人のイタリア酒場だ。

「生ハム盛り合わせ」
「生ハム盛り合わせ」   写真:お店から

来店したらまず、イタリア中部地方流に「生ハム盛り合わせ」をつまみに、イタリア名物の微発泡赤ワイン「ランブルスコ」で乾杯を。世界最高峰といわれるイタリア・ベルケル社のスライサーから切り出すヨーロッパ産生ハムを、揚げたてのニョッコフリット(揚げパン)にトッピングして頬張ろう。

「大根とフォアグラ味噌」
「大根とフォアグラ味噌」   写真:お店から

名物は、ピエモンテ州の郷土料理でありイタリアのおでんともいえる「ボリートミスト」を、和の要素を入れてアレンジしたオリジナルの肉おでんだ。鶏ガラをベースに、鴨、牛、香味野菜をゆっくり火にかけ力強いコンソメのように仕上げた肉のだし(ブロード)で、食材を煮込んでいる。「大根とフォアグラ味噌」1,200円は、しみしみの大根にフォアグラのこってりとした風味がマッチし、ワインも日本酒にも合う骨太な味わいで、メインディッシュのような満足感も味わえる。

写真:お店から

ドリンクは各種ワインのほか、同社代表の故郷・佐賀県の銘柄日本酒や、提携する愛媛県の生産者から届く旬のフルーツを使ったオリジナルサワー、クラフトジン、「だいやめ」や「フラミンゴオレンジ」などのホップな焼酎もラインアップする。ワインを注文した際に供される、レトロかわいいオリジナルデキャンタや酒器にも注目したい。

【和食】つまみ、寿司も充実! 三軒茶屋の人気居酒屋が虎ノ門に「虎ノ門 楽㐂」

写真:お店から

三軒茶屋の居酒屋として高い知名度を誇る「三茶呑場マルコ」などを運営する2TAPSが手がける、“NEXT JAPAN”をテーマにした新業態酒場もオープン。たまり醤油で炊いた煮穴子と白醤油で炊いた煮穴子を合わせた「二色の穴子の土鍋」3,000円(2合)など、従来の店舗と同じく季節の食材を使い丁寧に仕上げる和食をベースに、ひと手間を加えたお酒に合うオリジナリティあふれるメニューがそろう。

写真:お店から

新店の特長は、熟練の職人が握る寿司も味わえること。「楽㐂の酒菜盛り」2,500円は、寿司と和のつまみを同時に味わえる一皿で、誰もが満足できるであろう味とボリューム。

「楽㐂の酒菜盛り」
「楽㐂の酒菜盛り」   写真:お店から

新潟「〆張鶴」、福島「楽器正宗」、佐賀「光栄菊」など日本酒にフォーカスしているほか、岐阜「はっぱすたんど」、京都「一保堂茶舗」など、全国のお茶屋さんから取り寄せたお茶を使ったカクテルとともに味わいたい。

【焼き鳥】大阪発、銘柄鶏を味わえる創作力が光る焼き鳥店「焼き鳥 野乃鳥 幻鳥」

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大阪・池田市にて1998年に創業した「野乃鳥 本店」などを経営し、鶏肉の生産、卸業、流通を手掛ける野乃鳥による新店。「播州百日どり」「ひょうご味どり」「丹波黒どり」など珍しい銘柄鶏や京鴨の希少部位を使ったひと串を味わえる。

「土鍋で炊いたたまごかけ御膳」
「土鍋で炊いたたまごかけ御膳」   写真:お店から

大ぶりで濃厚な味わいが特長の超希少部位である京鴨のキンカンを京鴨ロース肉のたたきで巻いた「京鴨のキンカン〜鴨ロース巻き〜」1,078円は同店限定メニュー。「お任せコース スタンダード」では焼鳥7串、3種の鶏を8時間かけて抽出したスープで炊いた土鍋ご飯など14品が5,940円で味わえる。せせりにタスマニア産マスタードやクミン、京都のハバネロを合わせたり、つくねにはセロリなどの香味野菜を合わせたりと焼鳥のプレゼンテーションが面白い。

写真:お店から

ドリンクは各種用意されているが、特筆すべきは鶏肉に合うクラフト日本酒の品ぞろえの良さ。赤・白・オレンジワイン、スパークリングワイン、日本酒の5杯を楽しめる「ペアリングセット」3,850円もある。