〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
麺屋 電龍(大阪・神崎川)
2023年9月、神崎川駅から徒歩13分ほどの場所に、元力士が作る濃厚な鶏白湯ラーメンが楽しめる「麺屋 電龍」がオープンしました。
田中氏は、中学卒業後に相撲部屋に入り、力士として10年間相撲と向き合ってきたという異色の経歴の持ち主。相撲をやめてから食べログ ラーメン WEST 百名店にも選出された「桐麺」と出会い、常連として通っていましたが、味に惚れ込み働くことに。師匠である桐谷氏に日々学び、製麺部を担う製麺師として活躍してきました。
店名は田中氏の相撲時代の四股名で、看板には相撲の軍配団扇が描かれていて、目を引きます。店内は以前の店舗をそのまま引き継ぎ、中央の厨房を囲むカウンターに客席は10席です。
主なメニューは「鶏白湯しょうゆらーめん」950円、「鶏白湯しおらーめん」950円、「鶏白湯さかならーめん」(数量限定)1,000円、「鶏白湯カレーらーめん」1,000円、「鶏白湯こってりつけめん」1,050円、「鶏清湯あっさりつけめん」1,100円で、+150円で麺を大盛に変更できます。トッピングに「煮たまご」150円があり、ご飯ものには「ぶた丼」350円や数量限定の「龍のたまごかけごはん」250円などがあります。
鶏をじっくり炊いたとろみのある鶏白湯スープは、鶏の旨みたっぷりでコクがあり、甘みと塩味のバランスが良く、深みのある味わい。そして、製麺師である田中氏の作る自家製麺も、ツルツルとしていて弾力があり、喉越しが良いと評判です。小麦の風味と麺そのもののおいしさが秀逸で、スープとの相性もバッチリ。この麺に魅せられて、リピーターになる方も多いようです。
現在は「山椒香る担々麺」1,100円を期間限定メニューとして提供中。田中氏は新たなメニュー開発にも前向きに取り組まれているようなので、今後の展開も楽しみですね。オープンして間もないですが、既に人気店となっているため、訪問の際は時間に余裕を持っておでかけください。
食べログレビュアーのコメント
『ラーメンとつけ麺がありどちらにするか少し迷いましたが「鶏白湯しょうゆらーめん」(950円)を注文する事にしました。
どんぶりには、チャーシュー、メンマ、青ネギ、白ネギが盛り付けられスープはとろみがあり濃厚そうです。
鶏白湯のスープは鶏を丸ごと味わっているような濃厚さがありキリッとした塩味と酸味を効かせたコクのある醤油がキレを感じさせます。
麺は全粒粉入りの平打ち中麺が使われており、モチっとしたコシがあり小麦の香りと旨みが強く濃厚なスープが絡んでも麺の存在感がしっかりと感じられます。
厚切りされたチャーシューは豚肉の風味が活かされておりそのまま食べてもスープに浸して食べても美味しくいただけました。
スープがとても濃厚でこってりとしたラーメンですが青ネギや白ネギとの相性がとても良く麺も絶品で期待通り最後まで美味しくいただけました』(よっちゃんのパパさん)
『桐麺で一番食べた「TSW」の電龍版「鶏白湯さかならーめん」1,000円
大きく肉厚にカットされた、二郎さながらの豚バラチャーシュー
トロトロに柔らかく煮込まれた極上版
刻み白葱、スプラウト、海苔…ビジュアルも、ちゃんと受け継いでます
しゅわしゅわ泡だった、白湯スープ
鶏のコッテリ濃厚な旨味を、魚で割ってスッキリさせた、こっさりスープ
JET→桐麺→電龍と受け継がれてきた、極上鶏白湯スープですが、年々コッテリが
厳しくなってきているので、このくらいがBESTの濃度だったりする
何気ない、白葱とスプラウトが鶏白湯にベストマッチ
全粒粉配合、もちろん自家製麺
ムッチリして、プツンと歯切れの良いやや平打ちの中太ストレート麺
師匠直伝というより、これまでもずっと製麺していたでしょうし、ハズレない
店主さん筆頭にチームワークの良い、
元気な明るい接客も受け継いでいます』(mods35_2さん)
※価格はすべて税込。