〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

神戸深江カレー(兵庫・神戸)

写真:お店から

2023年6月、阪神電鉄深江駅より徒歩約10分のところにオープンした「神戸深江カレー」は、カレー好きのご夫婦が切り盛りする欧風カレーの専門店です。元々カレーの食べ歩きをしながら、自宅でお店の味を再現していたというオーナー兼シェフの佐々木夫妻。いつしか自分たちのカレーでお店を持てないかと考え、1年かけて納得できる味を完成させオープンに至ったそうです。

まずは今年の2月から4月までの3カ月間、知り合いの喫茶店にて定休日の週末に間借り営業を始めたところ、すぐに評判になります。そこで多くの方の好評を得て、今回実店舗での営業を実現させました。

お店は以前「中華料理Kirin」があったところ。住宅街に店舗がポツンとあり、周囲に飲食店が少ないエリアということと、近くに工場が数カ所あったことが場所の決め手となったそうです。

写真:お店から

カレーは長時間煮込んだコクのある欧風カレー。辛さは辛口、中辛、甘口の3段階で、お好みの辛さでハーフ&ハーフもできるそう。
1番人気は、辛口のカツカレー(800円)。食べやすくカットした薄めのトンカツが1枚のっていて、ボリューム感も満点です。また、カレーを注文すると生卵が無料でついてきます。卵で辛さがまろやかになり、ヤミツキになる味わいに。2番人気は、チーズカレー(750円)。スモーキーな香りの炙りチーズが食欲をそそる一品です。

B級グルマー44110
カツカレーにチーズトッピング   出典:B級グルマー44110さん

日替わりの無料トッピングやお得なサービスも盛りだくさん。月曜日はチーズ、火曜日は茄子、水曜日はほうれん草、木曜日はキャベツのピクルスorらっきょうのトッピングが無料、金曜日は大盛無料、土曜日はお子さまカレー半額、日曜日は下記のスタンプカードのポイントが2倍になるそうで、すべての曜日に訪れたくなりますね。

スタンプカードは1食1スタンプで、10個たまったらカレーが1杯無料になるので、すでに2枚目に突入しているリピーターも多いそうですよ!

写真:お店から

座席数は、カウンター10席、テーブル(最大4名)席が2卓の計18席。店内はカレーをイメージした茶色と黄色の壁紙を施し、BGMは神戸にちなんだジャズを流しています。音楽にのりながら、テンポよくカレーが進んでしまいそうですね。月替わりの限定カレーや夜のおつまみメニューも随時登場していて、昼も夜も日常使いしたくなる新店です! 

 食べログレビュアーのコメント

shuuh997
出典:shuuh997さん

『♦カツカレー(辛口) 800円
一口サイズにカットされた薄めのカツが乗せられたカレー。
カレーはしっかり煮込まれて具材が溶け込んだ、コクのあるドロッとしたタイプ。
辛口でも、汗をかくようなカプサイシン系の辛さは控えめで、カレーのコクを楽しめる程よい辛さでした。
カツはザクザクと食感が良く、カレーとの相性は抜群。
途中からは、一緒に提供される卵黄で味変しながらサクッと完食しました。
ちょこんと添えられたキャベツのピクルスは甘みと酸味があって、らっきょう代わりに丁度良かったですね。
卓上に用意されている福神漬けは甘めなタイプで、こちらもカレーによく合いました。

大手程の豊富なメニューはありませんが、毎日でも食べられそうな飽きのこないカレー。
短い提供時間に600円~と安めの価格設定。
腰が低く丁寧な印象を受けるしっかりとした接客。
三拍子揃った、普段のランチに使いやすいお店かと思います。
次回は”チーズカレー”を食べに伺ってみたいですね。
ごちそうさまでした』(shuuh997さん)

写真:お店から

『最近スパイスカレー屋さんが多い中で、この手の欧風カレー屋さんのオープンは嬉しい。
程よいスパイスが効いてちょうど良い辛さに仕上がっていて、カレーの粘度もサラサラ過ぎず、ドロドロ過ぎず、これまたちょうど良い感じ。
カツカレーをオーダーしたが、外はサクッ、中は柔らかくて美味しかった。
値段もリーズナブルで生卵付きと言うのも嬉しい。食後のアイスコーヒーも安い割にはたっぷりと入っていて、びっくり。
店主の方もとても感じが良く、総合的にとても良いお店だった。
また行きま〜す』(歩く検索エンジンさん)

※価格はすべて税込

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:斎藤亜希