味も見た目も潔い! 「ネギそば」にハマる
「ネギそば」は、50年以上前に台湾の女性が作ったそのままの味を受け継いでいる。キリッと醤油がきいたタレは出汁を入れてまろやかさを加え、最後に熱した油をまわしかけてネギの香りと甘みを引き出す。
ネギには強いこだわりがあり、林さんが市場で目利きしたものだけを仕入れるという。味のしっかり入ったチャーシューとネギの辛みと香りをまんべんなく麺にまとわせ、3つの味のハーモニーを楽しみたい。
山本さん
チャーシューをアクセントに白髪ネギを食べる、みたいなお皿です。ネギと麺の相性ってどうしてこんなにいいんでしょうねぇ。
自分好みに味変可能!
卓上には味変に欠かせない調味料も用意。さっぱりと食べ切るなら酢、アクセントを加えたいなら辣油がおすすめ。
山本さん
醤油ベースのタレで味つけがされていますが、途中で酢を入れて味変するのも好きです。
大定番のメニューは、シンプルだからこそ愛される
外苑前に50年以上も伝わる素朴な台湾の「ネギそば」。ごくごくシンプルだからこそ飽きられることなく、多くの人に愛されてきたのだろう。
また、ディナーには麺をワンタンに置き換えた「ネギわんたん」もあり、こちらも常連の全員が頼む看板料理という。ぜひとも「中華風家庭料理 とも」で、現代の東京に引き継がれた古き良き台湾の味と出会ってみたい。