〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

とんかつ ぼんとん(東京・水天宮前)

2018年夏、惜しまれながら閉店した老舗トンカツ店「とんかつ ボントン」。その「ボントン」が5年の歳月を経て、ついに復活! 待ちかねたファンが続々と訪れています。

うめこのぱっぱ
店舗外観   出典:うめこのぱっぱさん

「ボントン」は昭和30年代にとんかつとカツサンドの専門店として創業。「ボントン」というユニークな名前は“素晴らしき仲間”という意味のフランス語で、“平凡な豚”という意味も持つそう。

開店当時から生パン粉にこだわり、ラード100%で揚げたとんかつは、ボリューム満点でおいしいと評判。長年リピーターが絶えない“下町洋食店”として、多くの人に親しまれてきました。

オールバックGOGOGO
店舗内観   出典:オールバックGOGOGOさん

これまで営業を続けてきた店舗は、マンション建設のため立ち退きとなり、2018年に閉店。閉店時には大勢のファンが訪れたといいます。そして、前店舗からほど近い場所に、新しく店舗を構えることになりました。名前もカタカナ表記の「ボントン」からひらがなの「ぼんとん」に変えて、心機一転のスタートです。

自由な食人
「豚の生姜焼き定食」1,200円   出典:自由な食人さん

メニューは、自慢のとんかつに加えて、生姜焼き、鶏の竜田揚げ、チキンカツなどの定食がそろいます。すべての定食には「ボントン」おなじみの京都の桜みそを使った赤だしのみそ汁が付きます。

さすらいのうぶちゃん
厚みがあって食べ応え抜群   出典:さすらいのうぶちゃんさん

一番人気なのが、前店舗でも訪れた人の半数が頼んでいたという「生姜焼き定食」。とんかつ店らしく、分厚くカットされた良質なロース肉を焼き目が付くぐらいしっかり焼き、濃厚な生姜焼きのタレで味付けします。

タマネギなどは入っておらず、豚肉だけの直球勝負。肉にたっぷりとかけられた甘じょっぱいタレがジューシーな肉と相まって、ご飯が進んで止まらなくなります。

☆☆SAKURA☆☆
「ロースカツ定食」1,300円   出典:☆☆SAKURA☆☆さん

もちろんボリューミーなとんかつも健在。粗めのパン粉をまぶしたとんかつは、衣がカリッとし、身が柔らかく、口の中に広がるたっぷりの肉の旨みがたまりません。

wa0505
「ヒレカツ定食」2,200円   出典:wa0505さん

地域の人々に愛されてきた老舗「ぼんとん」。大切に守ってきた昔ながらの味は、長年のファンを裏切りません。家庭的で心和む空間で思いっ切り、豚肉料理にかぶりついてみませんか。

食べログレビュアーのコメント

mnoguti
「豚の生姜焼き定食」1,200円   出典:mnogutiさん

『出来立て、焼きたての生姜焼きの到着。見た目、香り、両方が空っぽのお腹を刺激する。

ロースは見ての通り、大ぶりの肉が3枚乗る。どれも濃いめに味付けしてあることが分かる。美味しそうなのは、肉にかけられている焼いた際のタレだ。これだけをご飯にかけて食べたい衝動に駆られる。

お肉1枚でご飯一膳は食べられてしまいそうだが、そこはゆっくり噛み締めながら贅沢にいただく。キャベツは柔らかく美味しいのだが、これも生姜焼きのタレと絡めて食べる。これがまた美味しいのだ』(mnogutiさん)

さすらいのうぶちゃん
「豚の生姜焼き定食」1,200円   出典:さすらいのうぶちゃんさん

『豚の生姜焼き定食1200円

でっかい豚ロースが3枚。
濃いめの味付けがうまいんだな~~~これが。
そして実家を思い出す赤だし。

焼きたてのうまい米。
これに鉄砲漬けみたいな味の漬物。
これ全部が合わさって当時の思い出が蘇ってきます』(さすらいのうぶちゃんさん)

※価格はすべて税込。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:小田中雅子