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パスタ好きにはたまらないイタリアンと有名シェフのジェラートが登場
5種類のパスタをコースで楽しめるイタリアン

名店・話題店がひしめく新富町には5月1日、イタリアン「PRIMO PASSO」がオープンしました。16,500円のおまかせコースなのですが、なんと11品の中に旬の食材と組み合わせたさまざまなパスタが5種類も供されます。

私が訪れた際は、シマエビののったカッペリーニ、トマトのスパゲッティ、そら豆とグリーンピースのトルテッロ、ホタルイカがのったリゾット、泡立てたスープに入ったタヤリンでしたが、なんとも楽しくおいしい。イタリアの二つ星で、パスタ部門のトップだった31歳の藤岡智之シェフの腕が冴えわたります。
PRIMO PASSO
[東京] 新富町駅 158m / イタリアン、創作料理
3.85 140人
¥20,000~¥29,999
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火曜日、水曜日
東京都中央区築地1-5-11 ACN築地ビル B1F
ベテランシェフ監修のジェラート

イタリアンはベテランシェフも元気です。「東京最高のレストラン」の常連でもある、西麻布の名店「ビンゴ」の奇才・小林秀徳シェフはなんとジェラートを監修。5月10日、代官山にオープンした「ジェラートブラボー」です。その場で食べる場合、2つのフレーバーを選んで800~1,000円。「放牧ジャージー牛乳100%ジェラート」といった王道から「バナナ、ハチミツ、希少ナッツのアマゾンテイスト」といった、そそるメニューまで8種類。組み合わせは相当悩みますが、暑い季節、店頭のベンチに座って食べると、その清涼感と雑味のないおいしさに幸せになります。テイクアウトはシングルのみです。
GELATO BRAVO
[東京] 代官山駅 177m / ジェラート・アイスクリーム
3.47 79人
~¥999
~¥999
月曜日
東京都渋谷区恵比寿西1-33-18 コート代官山 1F
オシャレ中華、ワインと中華にガチ上海まで
ニューヨーク・スタイルの中華

中華は相変わらず多彩です。「ザ グレートバーガー」など、そのセンスの良さで多くのファンを持つ車田篤さんが新たに手掛けた中華が、松見坂で5月2日にオープンした「LUCKY ALEXANDER CHINA(ラッキー アレキサンダー チャイナ)」です。“ニューヨーク・スタイルの中華”ということでしたが、外観はストリートっぽいオシャレさで、内装のデザインやオリジナルの食器類もコンセプトが統一されていてさすがのつくり。テーブル間の狭さが適度なざわめきと活気を生んでいます。

3種の餃子、グツグツと煮込まれた状態の麻婆豆腐などはもちろん、山利しらすの冷奴や和歌山丸田屋のミニ中華など、メニューも楽しい。オープン3日目にうかがったところ、開店前から行列ができていました。

LUCKY ALEXANDER CHINA
[東京] 神泉駅 514m / 中華料理、ラーメン
3.37 157人
¥4,000~¥4,999
¥1,000~¥1,999
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東京都目黒区駒場1-16-9 片桐ビル 1F
ナチュラルワインと点心のお店

代官山の不思議な造りの商業施設「sarugaku」には5月6日、「ダイカンヤマパンダ」がオープンしました。こちらはナチュラルワインと点心のお店で、松濤「エンリコ」の姉妹店です。コンクリート打ちっぱなしで清潔感ある店内は、9席のカウンターとテーブルが2卓。3種の焼売と様々なスパイスをアクセントにした料理、そして多彩なグラスワイン。ホッとしたいときにぴったりなお店です。
ダイカンヤマパンダ
[東京] 代官山駅 216m / 中華料理、飲茶・点心、ワインバー
3.30 60人
¥8,000~¥9,999
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東京都渋谷区猿楽町26-2 sarugaku C棟 2F
おつまみを楽しむ中華

ちなみに昨年11月、神楽坂にオープンした「mushin」も中華とナチュラルワイン、しかも南アフリカと東欧というラインアップでした。おつまみとしての中華に注目が集まっているようです。
mushin
[東京] 飯田橋駅 460m / 中華料理、ワインバー
3.32 35人
¥5,000~¥5,999
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東京都新宿区神楽坂3-6-11 ラ・リナシェンテ神楽坂 3F
すでに話題の上海小吃(スナック)専門店

飯田橋には上海小吃(スナック)専門店を標榜する「The Bao Factory(ザ バオ ファクトリー)」が5月1日にオープンです。ガラス張りで食堂のようなシンプルな店内で供されるのは、いわゆる“ガチ上海”。鍋貼(グオティエ)という、小籠包のようにスープの詰まった焼き餃子、焦がしネギが絶妙のアクセントを生んでいる葱油拌麺(ツォンヨウバンミィェン)こと、ネギ油のまぜ麺、そして菜肉大雲呑。メニューはわずか6品でアルコールもありませんが、じわじわと話題になっていきそうです。