これからが本番!鍋シーズンに向けてトレンドを総括
忘年会にクリスマス。
胃腸を酷使するシーズン真っ盛りの中、いかがお過ごしでしょうか。
年末の暴飲暴食を反省しつつも懲りもせず新年会の予定なども企画中の方に向け、この冬押さえておきたい鍋のトレンドをキーワードで総括してみました。
ますます寒くなる1〜2月。ここからこそが鍋シーズンの本番。
話題性もたっぷりの鍋、この冬いくつチャレンジしますか?
1. 進化系ひとり鍋
「鍋奉行」に惑わされず、マイペースに心行くまま鍋を食べられるのがうれしいひとり鍋。じわじわと勢力を伸ばしているこのスタイルの最新版がこちらの「しゃぶしゃぶれたす」。2016年10月のオープン以来、人気のこの店は一人に一つ鍋を置き、好きな出汁を選べるのが特徴。出汁は現在「極み和出汁」「クリーミー豆乳だし」「胡麻坦々だし」「特選すき焼き」「韓国辛ジャンスープ」「薬膳麻辣火鍋」「薬膳コラーゲン出汁」「トムヤムクン」と8種類を用意している。香辛料や調味料で自分好みのたれをカスタマイズできたり、しめのメニューも雑炊からうどん、リゾット、グルテンフリー麺まで多彩。グループで行ってそれぞれ違う鍋を食べる新しい鍋会スタイルが心地よい。
2. この冬イチの新顔鍋
かねてより濃厚な味を好む食通たちから熱い支持を受けていた「牛肉&うに」というコンビネーション。美味しいものと美味しいものを掛け合わせたら美味しくないはずがないというロジックをストレートに反映したこのコンビが遂に鍋界にも登場。
この冬、同時多発的にデビューした「うにく鍋」、店それぞれのスタイルでこの濃厚な美味しさを提案している。これを食べなければ冬は終われない!?
3. 人気焼肉店の本気鍋
冬のみ食べられる期間限定の鍋も多種多様。なかでもこの冬注目なのは人気焼肉店「焼肉うしごろ 銀座店」が提案するコムタン鍋。その名も「極みのコムタン鍋」と銘打ったその鍋は、牛テールと手作り和牛つくねを白湯、テールをブレンドした特製スープで提供される。前菜、和牛の刺身、シャトーブリアンのカツレツ、焼肉、口直しの自家製水キムチに、鍋、食事、甘味まで、品書きは計8品、10,800円。贅沢かつ濃厚な味わいをシェアしていただきたい。
4. 名店の味、復活
昨年80余年の歴史に幕を下ろした江戸料理の名店「なべ家」。その不在を嘆く声が多数の中、名物料理のねぎま鍋の味を引き継ぐ店が登場した。その名も「ねぎま」というこの店は、店主がなべ家の味を失くしたくないという強い想いで立ち上げた。なべ家のご主人と女将からも合格点をもらったというお墨付きのその味は、かつての名店の記憶を蘇らせる。しみじみ美味しいものを食べて温まりたいという時に是非とも行きたい店である。