〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

テンキ(東京・渋谷)

店舗外観。ガラス張りの窓から漏れる光が目印
店舗外観。ガラス張りの窓から漏れる光が目印   写真:お店から

2023年2月7日、「渋谷」駅から徒歩10分ほどの閑静な住宅地の中に、フレンチの技法を駆使したアレンジ天ぷらとワインを楽しむ店「テンキ」がオープンしました。渋谷、百軒店にある人気居酒屋「KAMERA」の2号店。他にはない斬新なアイデアいっぱいの天ぷらが早くも評判を呼んでいます。

オーナーシェフ、亀谷 剛さん
オーナーシェフ、亀谷 剛さん   写真:お店から

シェフを務めるのは、2年連続でミシュランガイド東京のビブグルマンを獲得した三軒茶屋「Bistro Rigole」のオーナーシェフ、亀谷 剛さん。その亀谷さんが、2021年渋谷に開いたのが「KAMERA」です。熟成などの技法でうま味を引き出した焼売は絶品と評判。おしゃれでポップな店の雰囲気と相まって、たちまち人気店となり、そして、2号店として「テンキ」が誕生しました。

天ぷらを手巻きで食べる「アスパラガス」900円
天ぷらを手巻きで食べる「アスパラガス」900円   写真:お店から

「テンキ」で選んだ料理は天ぷら。和食を代表する料理でありながら、食材、調理法や味付けなどに“差”を付けている店があまりありません。「テンキ」では、亀谷さんが持つフレンチの技法を駆使して天ぷらをアレンジ。これまでにない天ぷらに出会えます。

「海老」1,400円
「海老」1,400円   写真:お店から

スペシャリテと呼べるのが「海老」。エビをココナッツが香るエビのつみれで包み、中に忍ばせた濃厚なエビのアメリケーヌソースが弾ける一品。天ぷらの下には、ハーブと卵黄を使ったフレンチ伝統のソース、濃厚なベアルネーズソースがしかれています。塩や天つゆでない、フレンチのソースで食べる新感覚のエビの天ぷらです。

「人参」1,000円
「人参」1,000円   写真:お店から

ヨーグルトとスパイスを合わせた自家製タルタルソースを添えたニンジンの天ぷらや、ホワイトソースをかけたグラタン仕立ての桜鯛の天ぷらなど「ここでしか食べられない」天ぷらがズラリとラインアップ。どれを食べようか迷うこと必至です。

「サツマイモ」700円
「サツマイモ」700円   写真:お店から

野菜の天ぷらで人気なのが「さつまいも」。潰したサツマイモとリンゴをライスペーパーでスティック状に巻いてあげたもの。イメージしたのは、有名ファーストフード店のアップルパイだそう。シェフの遊び心を感じる一品です。

ワインセラー
ワインセラー   写真:お店から

合わせるドリンクは白ワインを中心に赤やオレンジなど300種類が用意されています。アイデアを凝らした天ぷらにどのワインが合うのかソムリエに尋ねるのも楽しそうですね。

店名の「テンキ」とは天ぷらの「テン」に、季節や記憶、希少といった意味をもたせた「キ」を合わせたそう。季節の一番おいしい食材が、亀谷さんの独創的なアイデアでどんな天ぷらになるのか。ワクワクする楽しみがいっぱいの店に出かけてみてはいかがでしょう。

食べログレビュアーのコメント

haz08
「鯛」1,500円   出典:haz08さん

『・鯛の天ぷら1500円
これ感動した~。
ベシャメールソースが美味しい!天ぷらというグラタンのような感じ。鯛の天ぷらってなかなかないしこれは頼むべきなお料理だ!と思いました!
美味しかったー』(haz08さん)

TAROグルメ
「黒豚」1,500円   出典:TAROグルメさん

『ワインはイタリアのアルトアディジェと、シチリアのC.O.Sを注文、C.O.S は質の良いオレンジワインで美味ですね。

天ぷらは「鯛」と「黒豚」を注文、鯛はあげた天ぷらにホワイトソースをかけて炙ってます、白身の魚が柔らかく美味しい。黒豚もとても柔らかく良い味でした。

スタッフの方も気さくで良い雰囲気、
美味しかったです。ごちそうさまでした』(TAROグルメ

※価格はすべて税込。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:小田中雅子