〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQ(東京・代々木上原)

マクロビマウス
出典:マクロビマウスさん

代々木上原駅北口から歩いて1分。黄色い外壁と赤いテントが目印の細長い建物。こちらに2022年11月、ピタサンドイッチ店「LA PITA DE MAISON CINQUANTECINQ」がオープンしました。『メゾン サンカントサンクのピタ』を意味する同店は、同地で人気のフレンチビストロ「MAISON CINQUANTECINQ」の系列店です。

写真:お店から

オーナーシェフである丸山智博氏(写真後列・中央左)は、ジビエの名店「L’ami du vin ENO」(※西麻布に移転)で2年間修行した後、都内のフレンチビストロ、カフェで料理長を経て独立。現在はビストロのほか、居酒屋「LANTERNE」、器ギャラリー「AELU」など多数店舗を営む、代々木上原のフードシーンを牽引する存在です。

写真:お店から

同店開店のきっかけは、ビストロの移転計画から始まりました。
“移転後、ここで何を始めよう?”
働く人や住んでいる人、遊びに訪れた人など、さまざまな人々が行き交う駅前のこの場所で、シーンも利用層も限られてしまうレストランという業態ではなく、もっと多くの人に気軽に利用してもらえるお店。メンバーと協議を重ね、辿りついたのがピタサンドイッチでした。丸山氏がパリへ行くたびに立ち寄るという、イスラエル人シェフが手掛けるピタサンドイッチ店「MIZNON(ミズノン)」の味を目指したとのこと。

※ビストロ「MAISON CINQUANTECINQ」は「AELU」の1Fにあったフレンチレストランの跡地に移転リニューアル

写真:お店から

試作を重ねてできあがったのは、農家直送の新鮮野菜やファラフェル、フレンチの惣菜をたっぷり詰めこんだ「MAISON CINQUANTECINQ」ならではのピタサンドイッチ。
ピタブレッドと呼ばれる平たい円形のパンは2種類を用意。本場仕込みの「ピタ・ザ・グレート」のふかふかモチモチパンと「コンビニエンスストア髙橋」の天然酵母パンで、注文時にどちらかを選ぶことができます。同じメニューでもピタパンの違いでサンドイッチの味わいも変わるのだとか。

写真:お店から

同店の看板メニューは、中東発祥のスパイスを利かせたひよこ豆のコロッケやフムス 、旬の野菜をサンドした「ファラフェルサンドイッチ」1,400円。動物性食材を使用していないので、ヴィーガンの方でも食べられます。

写真:お店から

ボリューム感が欲しい人には「スパイスフライドチキン・ニューオリンズ風」1,500円もおすすめです。オリジナルケイジャンスパイスとハーブ、バターミルクに漬け込んだジューシーな味わいのフライドチキンに、クリーミーなソースをトッピング。一度食べたら病みつきになるおいしさです。

マクロビマウス
出典:マクロビマウスさん

1階はテイクアウトを中心に、2階席はカウンター8席、テーブル4席があります。新しさと懐かしさが混在する店内は、どこかホッとする居心地のいい空間。レストランでランチをするほどの時間はないけれど、ちょっといいものを食べたい。そんな時はフレンチシェフが作るピタサンドを! お腹も心も満たされるはずです。

食べログレビュアーのコメント

マクロビマウス
出典:マクロビマウスさん

『とにかく具だくさんのピタサンドには赤唐辛子と青唐辛子、2種類のソースまで付いて、本当に美味しい!
フレンチのプロが本気で作るピタサンドは絶品なのでぜひ!』(マクロビマウスさん)

※価格は税込

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:斎藤亜希