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毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。

灼麓館(シャロッカン)(長野・白馬村)

特注したという焼き台 

旅する楽しさを日常に取り戻しつつある今、旅先で至福の美食体験を求めるなら、ぜひ訪れてみたいステーキレストランが生まれました。黒毛和牛の専門卸「ヤザワミート」が2022年11月1日、長野県白馬村にオープンした「灼麓館(シャロッカン)」です。

ヤザワミートは黒毛和牛の魅力を世界に伝えたいと、ハンバーグやステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼き、焼肉などさまざまな業態の飲食店を国内外に展開。扱う和牛は目利きの職人が生産地を訪れるなどして厳選したものばかり。ワンランク上の和牛のおいしさは格別で、いずれの店でも多くの肉好きを魅了してきました。

長野県白馬村は、冬はウインタースポーツ、夏は登山やグランピングなど四季折々の豊かな自然が楽しめる人気リゾート。国内のみならず世界中から多くの観光客が訪れています。

兼ねてから白馬村が持つ魅力を伝えたいと考えていたヤザワミート。シンガポールに本社がある「カノリーホテルズ」が手掛ける、1日1組限定の特別なリゾート施設「KANOLLY Resorts HAKUBA(カノリーリゾーツ白馬)」の食を担うことになり、満を持してステーキレストラン「灼麓館」を誕生させました。黒毛和牛と共に、長野県産のみずみずしい食材を使った地産地消の料理が楽しめるレストランです。

「灼麓館」内観 

場所は、白馬三山をイメージしたという合掌造りのカノリーリゾーツ3棟のうちの1棟。店内は、大テーブルや円卓、フロアテーブルなどそれぞれのシーンごとに空間を演出し、ラグジュアリーな中にもくつろぎを感じる雰囲気があります。

いただけるのは、このレストランのためにわざわざ特注したという焼き台を使った至極のステーキ。ヤザワミート自慢の極上の黒毛和牛のポテンシャルを最大限に高め、薪と炭で香り高く焼き上げます。和牛を知り尽くした同社ならではの技を駆使したステーキ。美食を求める人なら一度は食べてみたいものです。

長屋英章氏 

ヘッドシェフを務めるのは、ミシュランの星を獲得した西麻布「レフェルヴェソンス」、アジアNo.1レストランに選ばれた「NARISAWA」などフレンチの名店で活躍し、2018年には「JAPANESE CUISINE TOP 5 CHEF IN HONG KONG」にも選ばれた長屋英章氏。地元長野県産の食材をふんだんに使用し、素材の味わいを活かした料理の数々を披露してくれます。

「シェフズテーブル」内観 

灼麓館はカノリーリゾーツの宿泊客以外も楽しむことができますが、同店2階には宿泊客だけのスペシャルな空間が用意されています。それが「CHEF’S TABLE(シェフズテーブル)」。「鮨 さいとう」「鮨 あらい」「鮓 ふじなが」といった予約至難な名店から料理人を招聘し、宿泊客のみの貸し切リの空間で楽しむという、特別な美食体験ができます。一生忘れられない思い出となること間違いないでしょう。

ワインもセラーに500本程備えられ、料理にぴったりな一本を選んでもらえます。

店舗外観 

澄んだ空気に雄大な山々。豊かな自然に包まれ、極上の料理と美酒を心ゆくまで味わいつくす。そんな贅沢な体験を自分へのご褒美や家族の特別な日のお祝いにしてみてはいかがでしょう。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:小田中雅子 写真:お店から