炊き餃子の前に食べたい居酒屋メニューも
池三郎では、炊き餃子以外の人気メニューも。その一つが、「小腸ごぼう焼き」。牛ホルモン肉に穴を開け、ごぼうを刺して焼いたちょっと変わった見た目のおつまみです。シンプルに塩胡椒がベースの味付けですが、ホルモンの甘い脂に香ばしいゴボウがベストマッチ。特に熱々のできたてはビールとの相性ばっちりです。
このほか、その日のおすすめが登場するお刺身は、近くの長浜鮮魚市場で仕入れたもの。仕入れ担当者が直接市場で目利きしているので「ぜひ味わってほしい」と岡村さんも太鼓判を押します。
SNSで話題のランチ限定「牛丼」にも注目!
さらに、夜だけではなくランチメニューにも注目! 今、福岡のおすすめランチとしてInstagramをにぎわせているのが、ランチ限定メニューの「牛丼」です。
レア感が残るリブロースは、ご飯が見えないほどのボリューム。食べ応えは抜群です。卵は別添えで配膳。「卵は、はじめから丼にのせる方もいれば、途中で足したり、すきやきのように溶いた卵に肉を浸したりする方もいます。ぜひお好みの食べ方で味わってください」
しっとりとしたリブロースとご飯、そして卵を口いっぱいに頬張れるのは至福のひととき。写真は肉2倍の200gですが、これで1,200円というのだからコストパフォーマンスも抜群です。
昔ながらの雰囲気を残す店で、世代を問わず愛される味を
「今は、タッチパネルの注文も多いですが、僕たちはあえて昔ながらの伝票に書きながら注文を取るスタイルにこだわっているんです。そうすることで、お客様とコミュニケーションが取れて、店内も自然と活気付く。昔ながらの雰囲気をこのまま残していきたいですね」と岡村さんは、そのこだわりを教えてくれました。
あるようでなかった、豚骨スープに餃子という組み合わせで、子どもからご年配の方まで、幅広い世代に愛される炊き餃子。試行錯誤を繰り返してたどり着いた新たな福岡のソウルフードをぜひ、お試しあれ。