〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

東麻布 さいこう

カフェモカ男
出典:カフェモカ男さん

麻布十番駅から徒歩3分ほどの場所に、2022年3月「東麻布 さいこう」がオープンしました。大将の齋藤 淳さんは、東京・銀座で屈指の人気寿司店「はっこく」で二番手を担ってきた実力派で、店名の“さいこう”という名にふさわしい気さくな方と評判です。

こちらのメニューは、おまかせコース(28,600円 ※季節によって若干の変動があります)一本のみ。つまみから始まり握りへと移る流れで、お吸い物や甘味を含めると25品前後が登場します。

握りは、かぐや姫の竹に見立てた雲丹の巻き寿司「雲丹や姫」からスタート。シャリには赤酢と米酢を合わせて使い、「やま幸」のマグロや各地から仕入れる厳選した食材を次から次へと握っていきます。

メインのカウンターのほかに、サブカウンターとバースペースもあり、さまざまな楽しみ方を提案してくれそうです。

食べログレビュアーのコメント

ウェイク
出典:ウェイクさん

『つまみからにぎりという構成で、オーソドックス。
つまみとにぎりの交互って形も最近多いですが、こちらは王道系。
王道系の場合は波が必要かと思ってる。映画のように、ワクワクスタートして、序盤で見どころがあったり、後半につれてどどーっと!それが本当にありました。

一番の盛り上がりはマグロシーン。鮪はやま幸さんでめちゃくちゃモノがいいです。
最初からこのクオリティを仕入れるなんて、お付き合いをちゃんとされてる証拠ですね。
もうね。鮨はネタとシャリなんだから、ネタの良し悪しが直結するわけです。

そういう部分でも良いものを仕入れてる=良いお店にもなりますね。

まだまだ板前さんとか人数不足な部分があるかもですが、どんどん良くなるお店。
今のうちから通って変化を楽しみながら、予約困難になったときにでも常連になっておいて、行けるぐらいのお店にする価値はありますね。

また行こう!!!』(ウェイクさん)

お肉モンスター
出典:お肉モンスターさん

『おまかせコースは28,600円
はっこく時代は握りのみでしたが、ちゃんとつまみも出てきます。
ちゃんとというか品数もかなり多くて、つまみ9品、握り13カンといろんなものが食べられるのめちゃ嬉しい。

シャリは赤酢のしっかりめで存在感のあるシャリです。旨味とコクがしっかりあるタイプ。
でもネタもちゃんと負けてないです。
桜鱒がトロトロで食感すごかった。
エビの茹で加減もちょうど良い。』(お肉モンスターさん)

IKKO
出典:IKKO’S FILMSさん

『・突き出し
鰯のオイル煮、桜鱒のクリームチーズ巻き、そら豆、こごみのお浸し、鮪の突先の小丼。
クリームチーズしかり十分酒を飲ませます。

・雲丹や姫
しょっぱなから雲丹出す店ははじめてだ。
確かにつまみが強めだったので今更白身からでなくてもいい。これは他の店にも言えること。
しかもこの雲丹、凄くクリアな甘さでレベルが高い。舌が敏感な最初に食わすのはありです。

・ホウボウ
ちゃんと香りがあります。
シャリは赤酢と米酢のブレンド。
他の鮨屋に比べて十分主張の強いシャリなのは間違いないがそれでも白身が存在感を発揮しシャリに負けていないのは確かな仕事とポテンシャルの高さが故だろう。

サイコーに陽気な雰囲気は昔ながらの堅苦しい江戸前の店とは異なりまさに令和の鮨屋。
側だけの部分に注目がいきがちだが肝心の料理や鮨は非常によく考えられており、はっこくからの独立ということでまた更なる進化を模索する。
今後もどの様に進化、変化していくのか注目したい。
ごちそうさまでした。』(IKKO’S FILMSさん)

※価格は税込。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:平石紗代