特別なお祝いにもらってうれしいクッキー缶

コンセプトカラーであるブルーグリーンが上品な「UN LIVRE缶〈メッセージ〉」2,484円。

記念日の手土産に選ぶならクッキー缶がベスト。アイシングされたメッセージも可愛らしく、誰もがもらってうれしくなるクッキー缶だ。

8種類のクッキーはどれも甘すぎず素材の良さを活かしている。例えばラズベリーとマンゴーパッションのフルーツキャラメルを挟んだクッキーは、甘酸っぱくフルーティー。胚芽クッキーはチョコレートをサンドしており、ざっくりとした食感と甘さがマッチしている。見た目も味も、お礼やお祝い事に喜ばれること間違いなしだ。

真ん中に配置するアイシングのメッセージは、定番の「Thank you」のほか、母の日や出産祝いなど、ライフイベントによっていくつか種類があるので、用途に応じて使い分けたい。

その人にとっての記念日を彩る

代表の清水信作さん。

店名の「UN LIVRE」は一冊の本という意味だ。清水さんが独立する前に、旅の途中で出会った一冊のレシピ本が由来になっている。その本には職人の手仕事の美しさがあふれていたという。「ひとつひとつが丁寧に作られ見ているだけで楽しくわくわくする、こんなスイーツを作りたい」。そんな思いが込められてこのカフェ&パティスリーは誕生した。

スイーツひとつひとつを丁寧に作り上げている。

そして、「UN LIVRE」が大事にしているのは「その人その人の、ささやかな記念日を彩る」ということ。例えば子供が初めて歩いた、習い事で進級した、仕事がうまくいったなど、ささやかなうれしい出来事やお祝い事は日常にあふれている。そんなとき「あの店のケーキでお祝いしようかな」と思ってもらえる存在になりたい、と清水さんは語る。「ささやかな記念日を彩るスイーツとしてもっと使ってもらいたい。だからこそ、特別な見た目のケーキだけではなく、毎日のおやつとして親子で買いに来てもらえるような、日常に溶け込むスイーツでありたい」という思いが形となった店なのだ。

店舗の奥にはコンセプトやデザインが統一された別経営のセレクトショップが併設されている。

また、この店の特徴のひとつに、店舗の奥にセレクトショップが併設されていることがある。買い物ついでにカフェに寄ったり、スイーツを目当てに行ったら服と出会ったりという非日常感を、境界なく楽しむこともできるのだ。

結婚式や誕生日など特別なお祝いのときはもちろん、自分にとって身近で、大切な日にも思い出してもらえるお店であること。ギフトも、自分のお気に入りのものを大切な人へあげたくなるように「UN LIVRE」を選んでもらえること。その両方を清水さんは目指している。

どんなシーンにも選ばれるスイーツを

明るい店内は気取らない雰囲気で気軽にスイーツ選びを楽しめる。

シンプルだがリッチになれるスイーツで空間を彩り、こだわりの技術で生活に溶け込むスイーツを提供する「UN LIVRE」。
5月26日~6月1日にはそごう横浜店・8F催会場にて開催される「クッキー博覧会」にも参加予定だ。

「UN LIVRE」はクッキー缶のほか、会場のオーブンで焼いたバナナタルトも販売するので、職人技が詰まった焼きたてを購入することができる。クッキー缶はメッセージ付だけでなく、シンプルなものなど種類も豊富に用意する。オープン後、初の外部販売となるので、気になっていたがまだ訪れていない人や、遠方の人もぜひ足を運んでみてほしい。

※価格は全て税込(8%)。イートインの場合は10%。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

取材・文:窪寺奈々瀬(grooo)
撮影:松村宇洋(grooo)