3. 気軽にできるフードロス削減。「アップサイクルマーケット」が有楽町で開催
EC食品宅配のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社のフードロス解決型ブランド「Upcycle by Oisix(アップサイクル バイ オイシックス)」が、東京「有楽町マルイ」1階に期間限定のコンセプトショップをオープン。
5月15日までの期間中、「アップサイクルマーケット」と題して限定商品やギフトセットを用意し、サステナブルな環境配慮型の商品を手軽に取り入れやすい形で提供していく。
これまで捨てられていたものに付加価値を与えてアップグレードすることを指す「アップサイクル」。今回のアップサイクルマーケットには、野菜の皮やヘタ、おから、梅酒づくりに使用した後の梅を利用した商品が登場する。
「ここも食べられるチップス ブロッコリーの茎」430円は、冷凍ブロッコリーのカット工場で花蕾をカットしたあとに残る茎を使用したサクサクのチップス。ココナッツオイルで低温フライし、てんさい糖と塩で少し甘めに味付けしている。1パックあたりの食品ロス削減量※1 は約300g。
※1 食品ロス削減量:食品として活用される量を換算
加工の難しさなどから利用される機会がほとんどなかった梅酒づくりに使用した後の梅と、ローストクルミを生地に混ぜて焼き上げた「梅酒から生まれた シュトレン(ホール)」2,500円も登場。日が経つほどに梅とクルミがなじみ、熟成が進んで少しずつ味や食感の変化を楽しめる(2週間程度が目安)。1個あたりの食品ロス削減量は約94g。
そのほかには、大根の皮や茄子のヘタでつくるチップスとチョコレートスイーツ、おからを使ったパンケーキミックス、梅酒づくりに使った梅を入れた丼料理のミールキットなどが登場。
普段なかなか食べない食材や部位に関心を持つことから始められるフードロス解決のアクション。まずは、アップサイクルマーケットで体験してみてはいかが?
※価格はすべて税込です。
■Upcycle by Oisix「アップサイクルマーケット」概要
・場所:東京都千代田区有楽町2丁目7-1 有楽町マルイ1F
・期間:4月27日〜5月15日
・営業時間:11:00~20:00
※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
※営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
文:平石紗代 写真:お店から