おつまみとお酒は、“あるとうれしいもの”だけに絞る!

「厚切りハムカツ」(680円)には「おにぎり屋のレモンサワー」(680円)

おつまみは決して多いとは言えません。でもそれは最後におにぎりをおいしく食べて欲しいから。品数はギュッと絞っていますが、ポテトサラダや梅水晶、唐揚げに鴨ロース、ワインのアテにチーズまで「これ、食べたかったんだよね」というものばかりです。塩味加減とサクサクの衣がパーフェクトな「厚切りハムカツ」もそのひとつ。果汁たっぷりの自家製レモンシロップをベースにしたちょっぴり甘めの「おにぎり屋のレモンサワー」がピッタリです。

「牡蠣の甘辛焼き」(880円)

こちらは生で食べられる新鮮な牡蠣を甘辛味の照り焼きにしています。牡蠣の独特なミルキー味と醤油の辛味が混じり合い、さらに搾ったレモンで甘辛酸の複雑味に驚かされます。牡蠣が苦手な人も「これなら食べられる!」と人気なのだそう。添えてある青唐辛子と一緒に召し上がれ。

「辛味噌もつ煮」(680円)

ガツンとニンニクを利かせ白味噌と赤味噌をブレンドしたピリ辛スープでプリプリのモツを煮込んだ「辛味噌もつ煮」は、野菜も盛りだくさんで栄養バランスも満点! 寒い日にはまずこれで食欲スイッチを入れましょう。

おにぎり愛がいっぱいのスタッフのみなさんは左から館林さん、店長の工藤大晟さん、田中和樹さん

“顔の見えるお米”の魅力を伝えたい

こちらで扱うのはどんな土地でどんな人が育てたのかがわかる“顔の見えるお米”です。そのお米の魅力を伝えたい、これが「たなごころ」の願いです。そのひとつとして、新海苔が唯一、生で食べられる12月に「ピッカピカの新米で握るおにぎりを新海苔で食べよう!」というイベントを予定しているそう。

また、12月14日からはランチ営業も開始し、ご飯とたっぷりのお惣菜に具沢山の豚汁が付いた「おむすび定食」(800円)が食べられるようになりました。

おにぎりと言えば「たなごころ」と呼ばれるよう邁進しているそう

お米、海苔、柑橘類、醤油や味噌など、食材から生まれる“香り”を大切にした「たなごころ」のおにぎり。コロナ禍で外食の機会が減ってしまった今、毎日寄れる、寄りたくなるお店は本当に貴重な存在です。

※価格はすべて税込です。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

取材・文:高橋綾子
撮影:馬場敬子