お屋敷でランチをしたことがありますか?

人の家を覗くのって、なんだか楽しいですよね。テレビや雑誌でも「お宅訪問」は鉄板の人気企画。しかもそれが、スケールの大きな豪邸だったらますます気分はあがるというもの。

そんな豪邸訪問の気分を味わいつつ、食事までできてしまう場所が都内にあるのをご存じでしょうか?

 

こちらは東京・東新宿にある、知る人ぞ知るレストラン「新宿・山野愛子邸」。「お屋敷」と呼ぶのにふさわしいスケール感に圧倒されます。

和食を中心とした飲食店を多数展開する「がんこグループ」が手がける、お屋敷業態のひとつです。同系列のお屋敷業態は、和歌山、兵庫、京都、大阪にも数店舗あり、いずれもため息が出るほど立派な建物ばかり。

ここは本当に新宿?東京に居ることを忘れてしまうほどの景観美

 

門から入り口までの長いアプローチを歩く間には、庭園も見えてきて、まるで京都にトリップしたかのようです。

各部屋には京都の地名が名付けられており、それぞれ異なる雰囲気が楽しめる

 

2階建てのお屋敷の各部屋には、京都の地名が名付けられています。こちらは1階にある「清水」の間。

 

目の前には庭園が広がっており、食事をしながら目の保養もできるという、なんとも贅沢な時間を過ごすことができます。

 

2階にある、女性の方に人気が高いというこちらのお部屋。その理由も頷ける、シックな雰囲気の空間です。

 

コップの中には、小さな折り鶴。このような心配りが、より特別な時間を感じさせてくれますね。

山野愛子さんってどんな人?

 

こちらのお屋敷を所有していた山野愛子さんは、日本初のパーマ指導技術者で、美容界のパイオニア。女性初の勲三等瑞宝章を受章し、日本女性の美の発展に献身した偉大な方なのです。

ランチはケーキとコーヒー付き。季節によって異なる料理が味わえる

 

平日11時〜15時入店までの時間帯に楽しむことができるランチメニューは、2,000円(税・サ別)で味わえるリーナブルな弁当メニューから、魚しゃぶ、黒毛和牛しゃぶ、すし懐石まで、とにかく豊富。そんな中から今回は、お昼の特別会席「かりん」3,300円(税別)をいただくことに。献立の内容は、吹寄せ、吸物、造り、中千代口、豆乳ゆば鍋、揚物、季節ご飯、留椀にケーキとコーヒーがセットになっており、内容は季節によって変わります。

 

メニュー詳細はホームページで確認できるので、お好みのメニューを決めて、予約して行くのがオススメです。

 

この日の中千代口は、豆腐の味噌漬け、かすみしいたけ、海老と菊の花を寄せた菊花ゼリーなど、どれも手の込んだ物ばかり。また、造りは、タイ、カンパチ、サーモン、マグロの4種。どれも新鮮で脂がのっています。

塩で味わうのが通。がんこ名物「がんこ豆の盛合せ」

 

こちらは単品で頼むことができる、同店の人気メニュー「がんこ豆の盛合せ」680円(税別)。がんこの自家製豆腐は、伊豆大島の天然にがりを使用し、豆乳度14.5度の高濃度の豆乳で作られているため、一般的な豆腐よりもまったりとした甘い風味を堪能できます。調味料は醤油ではなく、岩塩で味わうのがオススメだとか。

上品な雰囲気の個室、美しいトイレも女性には嬉しいポイント

 

また、2階にある個室(写真上)は女性に人気の理由にも頷ける、シックな雰囲気。各階にあるトイレには化粧台もあり、清潔感ある空間は女性には高ポイントです。

庭園を眺めながら贅沢なランチタイムを過ごしてみては?

都心にいながら非日常感溢れるお屋敷で、本格的な料理をリーズナブルに味わうことができる「新宿・山野愛子邸」。会社の仲間との宴会や家族との特別な日のディナーにはもちろんお出かけの楽しくなるこの季節、いつもとは違うランチタイムを過ごしてみませんか?