4. “厚くて濃いめ”がグッとくる|狐狸庵
1978(昭和53)年創業、九州自動車道太宰府インターそばに店を構える老舗うどん店「狐狸庵(こりあん)」。うどんのおいしさもさることながら、客の9割以上が注文する名物といえば、この“黒い”「カツ丼」900円です。ご飯の上にドドンとのせられたとんかつは分厚く弾力があり、食べごたえ満点!
味付けは通常のかつ丼よりも濃い目で、食べるほどクセになる魅惑の一杯。ダシ醤油で飴色になるまで煮込まれたタマネギ、半熟玉子も絶妙に合わさります。かつ丼はご飯の量を指定でき、大盛りは無料(減量しても価格は同一)。しかしながら、普通盛りでもなかなかにボリュームがあるため、欲張りすぎは禁物です。
かつ丼をはじめとした丼ものはテイクアウトも可能。店内にはカウンター、テーブル、小上がり席があり、店の前には30台ほどの駐車場も完備されています。平日でも行列ができるほどの人気店なので、時間に余裕を持って出かけるといいですよ。
狐狸庵
[福岡] 大野城市 / うどん、かつ丼
3.49 385人
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
火曜日
福岡県大野城市御笠川3丁目9-6
5. 玉子の布団に包まれた、海老天3姉妹|飛うめ
トロリとした半熟玉子の布団に包まれて、海老天たちもスヤスヤと気持ち良さそう……に見えるこちらの「天とじ丼」1,180円。1947(昭和22)年創業の老舗そば店「飛うめ」の名物メニューです。ザブンとタレにくぐらせた海老天は甘く香ばしく、ブリンッと弾ける食感。そこへ風味の良い丼ダレと半熟玉子が絡めば、あまりのおいしさに声を上げてしまいそう。
そして、天とじ丼と双璧をなすもう一つの名物も忘れてはいけません。九州のブランド鶏「華味鳥」をやや細めに切り、とろっと玉子で閉じた「親子丼」800円です。スルスルと喉へ落ちていく半熟玉子、立ち上る鶏の旨みと丼ダレの甘みがたまりません。梅干しと奈良漬けが付いてくるのも「飛うめ」流。丼もの単品で注文する場合は、50円で吸い物を付けるのがおすすめ。
もちろん、しなやかなのど越しのそばも丼ものに負けないおいしさ。「ざる」690円のほか「かしわ」750円や、かしわを玉子で閉じた「親子」800円もファンの多い一杯です。天神のど真ん中に位置する新天町商店街内で、何世代にも渡り愛され続けている「飛うめ」。これを食べずして、福岡の丼は語れません!
飛うめ
[福岡] 天神駅 189m / 天丼、そば
3.49 466人
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
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福岡県福岡市中央区天神2-7-141
6. こんな牛丼はじめて…!? |博多炊き餃子 池ぽん
今や博多名物の一つとなった「炊き餃子」発祥の店「池田商店」。その系列店として、自慢の「炊き餃子」を店名に掲げる同店ですが……、ランチ限定の牛丼もすごいんです! 一般的な牛丼とは味もビジュアルも異なるこの一杯。サッと火を通した大判の牛肩ロース肉は、とっても柔らかく口いっぱいに旨みが溢れます。
すき焼き風の味付けで、ワサビのアクセントも絶妙。生卵は溶いてすき焼きのように絡めて食べるも良し、ご飯全体にかけて一体感を楽しむも良し! 牛丼は通常サイズが800円で、牛1.5倍が1,000円、2倍が1,200円となっています。
また、牛丼に「半ちゃんぽん」+500円を付けることも可能。アツアツの鉄鍋に入って登場する「池ちゃんぽん」800円は、牛丼同様に「池ぽん」限定のランチメニュ−です。ハーフサイズでも野菜たっぷりボリューム満点で、素材の旨みが溶け出した醤油ベースのスープも美味。もっちりジューシーな炊き餃子も2個入っており、大満足です。
ビルの地下にある店舗はモダンな雰囲気。博多駅の筑紫口から徒歩2分というアクセスの良さも魅力です。テーブル席のほか、カウンター席もあるので一人でも気軽に立ち寄れます。