フレンチとアメリカンが融合するレトロでかわいい雰囲気
店内は、アメリカの田舎のベーカリーを彷彿させるデザイン。現地で買い付けてきたアンティークのインテリアや、花柄の壁やドライフラワーなどヨーロッパ調の装飾を絶妙に組み合わせたレトロで愛らしい雰囲気はまるで海外にいるよう。
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ガーリーなだけでなく、エッジが効いたサインペイントや無骨な素材などメンズテイストも溶け込み、女性だけでなく男性にとっても居心地のいい空間をつくり上げている。
壁紙は3種類を絶妙に組み合わせているため、場所によって異なる表情が楽しめるのも同店ならでは。店内に流れるBGMは、アメリカで実際に流れているラジオチャンネルのひとつ。オーナー曰く「アメリカの田舎でレンタカーを借りてラジオをつけたら流れている」ようなイメージの音楽で、12月にはクリスマスソングが流れるなど季節の移ろいも感じることができる。
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店の奥に進むと、テーブル15席、カウンター5席のイートインスペースが広がる。目を惹くチェックのソファはイギリスの生地メーカーから取り寄せたもの。優美な背もたれのトーネットチェアは、アンティークのリプロダクト。店内のほか、テラスやベンチも利用できるので、天気のいい日には外で食事を楽しむのも心地よいだろう。
北海道産の小麦と天然酵母にこだわったブレッド
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「ザ リトルベーカリー トーキョー」では、北海道産の小麦粉「春よ恋」を主軸に使用。天然酵母は、3種類を使い分けている。砂糖は鹿児島県種子島産の洗双糖、塩は沖縄県産の海塩など上質な国産素材を厳選。2階にある工房で早朝から手作りされ、3種類の食パンをはじめ、総菜パン、スイーツパンなどがところ狭しと並ぶ。壁側の冷蔵ケースにはサンドイッチ、レジのショーケースには焼き菓子も豊富に揃う。
レシピにおいてもアメリカらしい自由な遊び心や抜け感が反映されている。幅広い選択肢が当たり前に存在する店づくりを大切に考え、アレルギーや食事制限があっても楽しめるよう、卵やバターといった動物性食材を一切使わず、植物性のソイミルクやグレープシードオイルを使用したヴィーガンのアイテムも多数取り扱う。