【第3週のカレー】昔ながらのカレー好き必食! 伝統とオリジナリティが融合した欧風カレーをランチで味わおう「Jam3281

東武東上線ふじみ野駅。住宅街であり、ショッピングモールなども充実していてホームタウンとして人気の街です。ここに欧風カレーの名店があるのですが、意外と知られていないのではないでしょうか。お店の名前は「Jam3281」。店名からしてストーリーを感じるのですが、その詳細はお店にあるJam3281ガイドブックに載っていますので是非そちらをご覧ください。非常に興味深いストーリーです。

欧風カレーと言えば神保町「ボンディ」が有名であり、そこから派生したお店は色々とあるのですが、Jam3281のシェフはボンディから派生した半蔵門「プティフアラカンパーニュ」で修業された方。創業時に修業先のプティフアラカンパーニュから分けてもらったカレーを売り切らずに継ぎ足しながら熟成させ、オリジナルの工夫としてイノシシのスープも加えたカレーの味わいは、欧風カレーの王道でありながらも確かな個性を感じるおいしさです。

丁寧に時間をかけて炒めた玉ねぎの甘味とまろやかな舌触りがベースとなり、そこにイノシシのうま味やバランスの良いスパイス感が加わった味は、昔ながらのカレー好きのど真ん中に刺さる味であり、昨今流行のスパイスカレー好きが食べてもほかの欧風カレーとはまた違う魅力を感じることができるでしょう。

緊急事態宣言中はランチタイムのみイートイン営業。テイクアウトなら20時まで対応という形になっています。店内は非常におしゃれでスタイリッシュな雰囲気。デートで来て喜ばれるカレーのお店だと言えるでしょう。実際こちらのお店はサラダとデザートも非常においしくて、女性受けすること間違いなしです。

「ふっくら牡蠣のぐつぐつ土鍋カレー」

2月末までの限定メニューとして、「ふっくら牡蠣のぐつぐつ土鍋カレー」単品1,380円があったのでそちらをオーダー。ランチセットにすると前菜盛り的なサラダとデザート盛りもついて1,780円とお得だったので、セットでお願いしました。

まずサラダ。グリーンサラダ、ほうれん草のオムレツ、蒸し鶏のバジルマヨ和えの3品が付く豪華版。この後のカレーへの期待を膨らませてくれるような前菜です。そしてメインのカレー。

土鍋で煮込んで文字通りぐつぐつと沸き立つようなカレーの海。その中には大ぶりの牡蠣が4つ。フルーティーなおいしさのカレーと牡蠣のうま味や個性が渾然一体となり、ほかのカレーを食べるのとはひと味違うおいしさに感じられました。

ちなみに牡蠣カレーを頼むと、おい子札というカードをもらえます。それを集めるとお得なサービスが受けられるというのもうれしく、楽しいですね。

最後にデザート。パンナコッタ、フランボワーズのムース、柚子シャーベットの盛合せ。何と豪華なのでしょう。カレーで1,780円と聞くと高いと感じる方もいらっしゃるでしょうが、この内容を見ればミニコースのような感覚なことがお分かりいただけると思います。ミニコースが1,780円なら良心価格でしょう。

テイクアウトのカレー弁当

贅沢にミニコース的セットを楽しむも良し、サクっと単品のカレーを楽しむも良し。そしてテイクアウトでもその楽しさが広がるのがまた素晴らしいところ。まずテイクアウトだとカレー弁当が1,000円からとお得な価格になります。

「Jam3281の特製プリン」

そしてテイクアウトでも「Jam3281の特製プリン」450円が楽しめるのです。瓶詰のプリンはとても柔らかく、程良い甘味と香りも一緒に楽しめる仕様。プリン好きに是非食べてもらいたいおいしさです。

また、スコーンをはじめスパイスや瓶詰カレーなど、テイクアウト専用メニューも多種多様。家族で楽しめる内容になっているのもホームタウンにあるお店ならではと言えるでしょう。

お店でも家でも楽しめるオリジナルの欧風カレー。お近くの方は是非ともご利用ください。幸せな気持ちになれるカレーとスイーツです。

※価格はすべて税抜

※本記事は取材日(2021年1月18日)時点の情報をもとに作成しています。