2020年春〜夏オープンの注目ラーメン店
2020年の春以降、飲食店にとって厳しい闘いが予想されたなか、ラーメン業界では地方の名店が東京進出を果たすなど、注目店が続々とオープンしました。
そこで食べログマガジンでは、コロナ禍でも果敢にオープンした新店について、ラーメンのプロである小林孝充さんに紹介していただきました。さあ、至福の一杯を食べに行きましょう!
1. 豚そば 月や 東京|広尾
2020年7月オープン
広尾駅のすぐそばに、今年7月にオープンした商業施設「EAT PLAY WORKS」。様々なジャンルの注目の飲食店17店舗が出店し話題となっているが、その中で唯一のラーメン店が福岡から都内進出を果たした「月や」。
福岡といえば、一般的には白濁豚骨スープのイメージだが、近年人気となっているのが清湯系の豚骨ラーメン。
この月やでは、その福岡の最新トレンドの味を食べることができる。クリアな豚骨の味わいをお試しあれ。
2. 人類みな麺類 東京本店|代官山
2020年7月オープン
大阪の大行列店が満を持して東京進出! 早くも代官山にて、その人気ぶりを見せている。一番人気の「らーめんmacro」は、貝の旨みを合わせた魚「貝」系ラーメン。
このスープに食べ応えのある全粒粉入りの中太麺を合わせるのは首都圏にはありそうでなかった組み合わせ。上にのっているチャーシューは、厚みがあり結構な大きさだが、かなり柔らかく食べやすい。
ここから都内に5店舗をつくる計画のようだが、是非ともいち早く体験してほしい。
人類みな麺類 東京本店
[東京] 代官山駅 303m / ラーメン
3.70 1365人
~¥999
~¥999
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東京都渋谷区恵比寿西2-10-3 プラネックスアンペール 1F
3. ニッポン ラーメン 凜 トウキョウ|丸の内
2020年8月オープン
「食べログ ラーメン EAST 百名店」にも選ばれている、札幌の名店「Japanese Ramen Noodle Lab Q」がプロデュースした店舗が、東京駅改札内グランスタ東京にオープン!
生揚げ醤油を利かせつつ、地鶏の旨みに豚のコクも加わったスープは、首都圏の流行りの鶏清湯とはまたひと味違うオリジナルの味わい。北海道産の小麦を使用した麺は、香りの良さとともにたおやかな食感を持つ。
このラーメンを、東京駅で改札を出ることなく楽しめるのは革命的!
ニッポン ラーメン 凛 トウキョウ
[東京] 東京駅 44m / ラーメン
3.74 1665人
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~¥999
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東京都千代田区丸の内1-9-1 グランスタ東京 B1F
4. 麺処 ほん田 秋葉原本店|秋葉原
2020年4月オープン
ここまで地方からの東京進出店ばかりを紹介してきたが、迎え撃つ東京のお店も負けてはいない。
今年のラーメン業界一番のビッグニュースといってもいいのが、「麺処ほん田」の秋葉原への移転だろう。
12年前に東十条でオープンし、若き天才と言われた本田氏は、年を経てその技術に円熟味を増し、都心である秋葉原に移転するとともに、味を大幅リニューアル。
スープ、麺、具ともに力強い味の構成で天下取りに名乗りを上げた。