絶対ハズさない！ホテルの味

今⼀番オススメなホテルの楽しみ⽅を、グルメジャーナリスト東⿓さんがご紹介！今回は、ハレの日に利用したいオススメのランチをお届けします。

Vol.9 特別な日に訪れたい“ハレの日ランチ”

暑い夏も終わりを告げ、だんだんと涼しくなってきました。この時期は過ごしやすいこともあり、お祝いなども兼ねた食事の機会も増えてくると思います。そのようなときに利用してもらいたいのがホテルのレストラン。居心地がよいのはもちろん、料理は安心できておいしく、サービスも素晴らしいからです。そこで今回は、3,000円台から6,000円台までのホテルの素敵なランチを紹介しましょう！

1. アンダーズ東京「ザタヴァングリル＆ラウンジ」

東京を見渡す51階からの圧倒的な眺望と、赤いチェアがスタイリッシュな落ち着いた雰囲気のなか食事を楽しめます（写真：アンダーズ東京）

東京・虎ノ門といえば、大きな再開発があり、非常に注目されているエリアです。その地でオープンして以来、存在感を放っているのがアンダーズ東京。メインダイニングの「ザタヴァングリル＆ラウンジ」は51階からの素晴らしい眺望と、料理コンクールでの受賞歴もある料理長・山口卓也さんによるオリジナリティあふれる料理が評判となっています。

和の趣を取り入れたランチボックスは、見ているだけで心が弾んできます（写真：アンダーズ東京）

こういったラグジュアリーライフスタイルホテルのレストランで気になるのは、そのお値段。でも、ランチであれば、お得な値段でおいしく楽しめるメニューがあるのです！平日限定の「ランチボックス」 3,200円は可愛らしいお弁当箱スタイルになっていながら、どれも本格的な料理。

季節の前菜3種に加えて、メインディッシュとデザートは好きなものを選べるのがうれしいところ。とくにオススメしたいのはグリル料理ですが、どれも珠玉の一品なので、その日の気分で選んでみてくださいね。

※価格は税・サービス料別
※最新の営業情報についてはホテルホームページをご確認ください

2. ヒルトン東京「中国料理王朝」

荘厳な雰囲気は感じられながらも、自然の風合いを生かしているのでリラックスできます（写真：ヒルトン東京）

お祝いのときに迷うのが料理のジャンル。でも、みんなが大好きな中国料理をチョイスすれば問題なし！ヒルトン東京「王朝」は、中国全土の料理に精通した料理長の柳谷雅樹さんが腕をふるう名店。王道の中国料理をベースにしながらも、見た目がフォトジェニックで、食材の組み合わせはモダンです！

ひと皿ひと皿見た目にもこだわった、モダンチャイニーズの数々（写真：ヒルトン東京）

女性に大人気なのが本格中華を堪能できる「王朝ランチ」 6,000円。色とりどりの冷菜盛り合わせから、スープや野菜炒め、肉料理や魚料理、炒飯、デザートまで味わえます。追加で「北京ダック」 1,000円まで楽しめるというから、お得であるとしかいいようがありません！目玉メニューの真鯛の蒸し物は、紹興酒と春菊ソースの香りが素晴らしく、菊花の飾りも美しいです。

どれも少しずつ楽しめるようになっているので、少食の方でも最後までおいしく食べられることでしょう。

※価格は税・サービス料別
※最新の営業情報についてはホテルホームページをご確認ください

3. ウェスティンホテル東京「日本料理舞」

駅から少し離れた立地と慎ましやかな佇まいで、隠れ家的なホテルの日本料理としても知られています（写真：ウェスティンホテル東京）

和食は普段食べ慣れている料理ですが、日本料理ともなると格別で、心が躍るものです。それも、上品なホテルの日本料理ともなれば、なおさらのこと！ウェスティンホテル東京「舞」は、四季の食材を扱う日本料理一筋の岩根和史さんが料理長を務める日本料理店。

ランチとは思えないほどの品数で、季節によって新しくなる様々な食味を楽しむことができます（写真：ウェスティンホテル東京）

知る人ぞ知る「季節のおすすめ御膳」 5,000円は1日20食限定という特別感もあって、予約する人が多数。前菜をはじめ、旬の素材を用いた季節の料理、炊き込みご飯とお椀、デザートというフルコースの日本料理を、ランチで堪能できるのが人気の秘密です。月替わりで内容が新しくなるのでリピート率も高く、毎月訪れる方もいるそうです。

本格的な日本料理店らしく、さまざまな器で料理が表現されているのも見所のひとつ。限定の日本料理でお祝いをすれば、どんな方も喜んでくれるのではないでしょうか？

※価格は税・サービス料別
※最新の営業情報についてはホテルホームページをご確認ください