〈絶対ハズさない!ホテルの味〉

今⼀番オススメなホテルの楽しみ⽅を、グルメジャーナリスト東⿓さんがご紹介! 今回は、ホテルのレストランで食べられるおいしいカレーをお届けします。

Vol.47 暑い日はカレーで夏バテ予防

暑い夏に食べたい料理といえばカレーです。カレーのスパイスが夏バテを予防したり、様々な栄養が体力をつけたりしてくれます。ビーフやチキン、シーフードといった食材、欧風やアジア風といったスタイルなど、バラエティに富んでいるのも魅力です。特にホテルカレーは様々な種類があるので、食べ飽きることがありません! 夏を元気に乗り切るために、選りすぐりのホテルカレーを紹介しましょう。

1. 老舗のこだわりを感じるチキンカレー

ザ・カフェ(ホテルニューグランド)

世界初のカレー粉といわれるC&Bを用いた味わい深いカレー(写真:ホテルニューグランド)

鶏肉はさっぱりしていてヘルシーなので、チキンカレーは人気です。ホテルニューグランド「ザ・カフェ」では、洋食の老舗ならではのこだわりの「チキンカレー」2,420円が堪能できます。

初代総料理長のサリー・ワイルが生み出した味を受け継いだカレーで、吟味された素材や洋食の技術を駆使して、深い味わいとなっています。当時から使用している、世界初のカレー粉といわれるC&B(クロス&ブラックウェル)社製品を使用しているのも特徴。

5種類もの薬味も用意されているので、好みの味わいにアレンジしてくださいね。

※価格は税・サービス料込。

2. 海老と帆立貝がたっぷり! シーフードカレー

グランド キッチン(パレスホテル東京)

とろみと自然な甘味がふわっと広がる「カレー シュリンプ&帆立貝」(写真:パレスホテル東京)

ビーフやチキンだけではなく、魚介類を用いたシーフードカレーも定番カレーのひとつ。パレスホテル東京「グランド キッチン」の「カレーシュリンプ&帆立貝」2,650円は、海老と帆立貝がたっぷりと入れられた、海の幸が溢れるカレーです!

カレーソースには玉ねぎがたっぷりと入れられ、長時間丁寧に煮込まれているので、とろみがついて自然な甘味が広がります。ピクルス、レーズン、玉ねぎのフライ、アーモンドとコンディメントも豊富で、食感の違いや味の変化を楽しめるのがポイントです。

シュリンプ&帆立貝の他に、ビーフ、チキン、野菜と3種類のカレーがあるので、食べ比べてみてくださいね。

※価格は税込・サービス料別。