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〈2019 食通が惚れた店〉
平成から令和へと元号が変わった2019年。外食シーンにおいても、新しい時代の幕開けを感じさせる飲食店や、グルメにまつわるトピックスが盛りだくさん。そこで、グルメ情報を熟知した方々に、2019年に最も感動したお店について教えてもらいました。「2019年のNo.1」「2,000円以下のプチプラグルメ」「2020年の注目店」をそれぞれご紹介します。
今回は、食べログ グルメ著名人の川井潤さんにお答えいただきました。
教えてくれる人
川井 潤
料理の鉄人ブレーン(1993年~99年)。(株)博報堂DYメディアパートナーズを退職後、現在は食品メーカー、新聞社、IT関連企業、テレビ制作会社等のアドバイザーを務める。ここ数年は、地域や食のため、料理人の地位向上のために、日本中のみならず海外にも赴き活動している。
2019年のNo.1飲食店
Q 2019年に行ったなかで、〈最も感動した飲食店〉はどこですか?
A 「やきとりshira」です。
なんと言っても火入れが上手。丁寧な仕込みでありながら希少部位までお財布に優しく、いつでも寄りたくなるお店。
Q そのお店で〈印象に残った一皿〉は?
A 焼鳥としては白子が最も印象に残っているが、実は〆の「鳥そば」です。
白子は普通の町の焼鳥屋では滅多にお目にかかれない希少部位。それを微妙な火入れで絶妙なとろり感を作り出して食べさせてくれる。鳥そばはコラーゲンたっぷりで味付けが好みにドンピシャ。