〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
麺 銀座おのでら 本店(東京・表参道)
2024年5月、表参道駅A2出口から徒歩約3分のところにラーメン店「麺 銀座おのでら 本店」がオープンしました。プロデュースするのは、ミシュランガイド東京フランス料理部門で4年連続一つ星を獲得している「薪焼 銀座おのでら」のシェフ・寺田惠一氏。
寺田氏は調理師専門学校を卒業後、海外での修業を経て帰国。「カンテサンス」で岸田周三氏に師事し、28歳で「ティルプス」(現在閉店)のシェフに就任。その後「傳」や「ワカヌイ グリル ダイニング バー 東京」で研鑚を積み、2019年より「薪焼 銀座おのでら」の料理長を務めています。
おすすめの「特製ラーメン」1,450円は、豚と鴨のチャーシュー、煮卵、メンマのほか葱、セロリなどの香味野菜とハーブバターをトッピング。時間と共にハーブバターが溶けこむと、フレンチのような複雑な旨みが加わります。
トリュフワンタンを追加した「至高 supreme」2,200円は、通常スープとハーブバターのほか、ワンタンを箸で割ってトリュフの香りを漂わせることで、3つの味の変化が楽しめます。
そのほか、シンプルなトッピングの「醤油ラーメン」950円や和出汁のジュレに浸かった「特製つけ麺」1,700円も用意。単品のおつまみメニュー(250〜800円)もあるので、お酒を飲みながら〆ラーするのもよさそうですね。
同店で提供しているのは、醤油ベースの清湯スープ。本醸造醤油や丸大豆醤油、たまり醤油、魚醤など数種類を独自に配合したタレに、鴨と鶏の脂でコクをプラスした唯一無二の味わいです。
さらに、厳選された鶏を長時間じっくり炊き上げ、旨みを極限まで抽出したスープと合わせています。今回のラーメン店オープンで、某有名ラーメン店運営企業から引き抜いた大野雄志料理長、さらにグループ内の職人とタッグを組んで試行錯誤の末、生み出した妥協なき一杯です。
麺はスープに絡みやすい細ストレート麺を採用。北海道産小麦粉「きたほなみ」を使用した独自開発の特注麺です。
座席数はカウンター9席、2人掛けテーブル3卓、個室(最大4名)の計19席。サクッとラーメンを楽しみたい時、飲みながらつまみたい時、シーンに合わせて利用できそうなラーメン店です。
また、ONODERAグループといえば、寿司店が始まり。豊洲市場の新春恒例「マグロの初競り」で4年連続、計5回、一番マグロを落札していることでも話題に。近年、新店も続々オープンさせている勢いのあるグループです。「麺 銀座おのでら」も第1号店のみならず、都内主要エリアや、国内外への出店も計画中だとか。これから、ますます目が離せませんね!
食べログレビュアーのコメント
『ネットでたまたま見かけてめちゃめちゃ美味しそうだったのでオープンを楽しみに待ってました♪
お店は表参道駅のA2出口からすぐのちょっと奥まった場所
表参道に満を持してオープンしただけあってとってもオシャレな店内
ラーメンは麺、スープ、トッピングの一つ一つが美味しくて味変が無くても最後まで飽きないけど、味変のハーブバターも絶妙
チャーシュー丼は鴨と豚2種類のチャーシューが乗っていてこれまた美味い
接客も最高で是非また来たい!』(とちゃぱさん)
『オープン前から注目していたものの、オープン2週間程度で食べログの口コミ60件という凄まじい投稿され具合の当店。
入り口の券売機で食券を購入。この日は特製にチャレ出来そうなお腹の状態ではありませんでしたのでベースの醤油ラーメンを注文。カウンター席に案内されました。
元はお鮨屋さんのグループだけあって木材を利用した鮨店のような雰囲気で暖かみを感じる内装。
接客も丁寧で暖かみがあります。お手洗いから帰った後に意識してお冷を提供してくれるというホスピタリティ。
私が注文した醤油ラーメンは7分程度で配丼、ビジュアルは余計なものが無い洗練されたもので透き通ったスープがうつくしいです。
複数種の醤油と様々な素材から作り上げたスープはすっきりさっぱりしている中に複雑さを備えたもので完飲できる味わい。
トッピングされているものの中で豆?納豆?ナッツ?をローストか揚げたようなものがあって珍しさを感じましたが、そういえばスープの味わいの中に納豆のような風味を感じたことからそれが魚醤なのかまぐろ節なのか、スープの味わいに一役買っていそうではありました。
北海道産の「きたほなみ」を使用した特注麺はつるつるした食感でスープによく合う麺。
ネギでしたり三つ葉、チャーシュー、メンマもそれぞれ主張し過ぎないながらも主役の麺とスープに寄り添った仕上がりでバランス良かったです。
ハーブバターやらトリュフワンタンなどで味変できる特製、至高も美味しそうです…
さらっと訪れて食べられるのは今のうちかもしれません…』(すけようさんさん)
※価格はすべて税込