〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
ブルガリ バー(東京駅)
2023年4月4日、東京駅地下から直結する同年オープンの新ランドマーク「東京ミッドタウン八重洲」内40〜45階に開業した「ブルガリ ホテル 東京」。その最上階の45階にあるのが、同ホテルのアイコン的存在「ブルガリ バー」です。アクセスは40階のロビーフロアを経由して、バー専用のエレベーターで45階へ。
まず目に飛び込んでくるのは、入り口正面メインカウンター奥の壁一面に描かれた壁画。イタリア・ビザッツァ社の特注ガラスタイルを使用して、美しい木々や色とりどりの鳥たちが集う楽園を表現した壁画は、昨年発表したコレクションにも通じる「ガーデン オブ ワンダーズ」をイメージしています。
室内を挟むようにして、東京駅側と日本橋駅側の両サイドに配された屋外テラス。見える景色が異なる、ふたつのルーフトップテラスはまさに天空に現れた地中海の庭園です。
テラスを設計したのは、世界的に有名なランドスケープデザイナー、エンツォ・エネア氏。超高層ビルでは珍しいオープンエアーの空間には、レモンやゆず、ジャスミンなどの木が植えられ、ほのかな香りとともに視覚や嗅覚からも地中海を感じさせてくれます。
店内では、誕生から間もなく20年を迎える「ブルガリ シグネチャー カクテル」をはじめ、20種類近くのイタリアンカクテルを用意。フードメニューは、同ホテルのメインダイニング「イル・リストランテ ニコ・ロミート」を監修するニコ・ロミート氏による創作料理を取りそろえています。
座席数は、屋内外合わせて109席。ブルガリの世界観を余すところなく表現した屋内と、地中海の庭園を思わせる屋外テラス。幻想的な夕暮れから夜景の煌めきまで、訪れる時間帯ごとに移り変わる東京の景色を一望できる大人のスポットへ足を運んでみませんか。
食べログレビュアーのコメント
『雰囲気、サービスの方の振る舞い、いずれも素晴らしいが、何と言っても吹き抜けのテラスから広がる眺望は、テラスを含めまるで絵画。
窓の造りもテラス席から見えやすいように設計されており感心』(ASOさん)
『ブルガリの名を冠したブルガリカクテルにはグラスの下の部分にブルガリの名が刻まれる。グラスの飲み口の部分が緩やかに波打っていることから、恐らく職人が一つひとつ吹き上げたであろうことが推察できる。
味はアペロールの風味が優しく感じられ飲みやすい、鮮やかなオレンジ色も飲む人を惹きつける一杯。
休日の17時半から19時半はチャームの他にフィンガーフードのサービスが供される。4種のうちでもプロシュートが絶品、目が覚めるほどに美味しい。
お値段はカクテル一杯3,000円前後。チャームやサービス料も全て込みであり、クオリティを考えるとこれでもむしろ安い方なのではないかと感じた。
ハード・ソフトの両面でこれまでの高級外資と一線を画すホテルが東京にやってきたことを実感できた』(がりんこすいかさん)