〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

明水然・楽(東京・水天宮前)

店舗外観
店舗外観   写真:お店から

2024年9月17日、東京・水天宮前に「明水然・楽(ミンスイゼン・ラク)」がオープンしました。「明水然・楽」は台湾で大ブームとなっている“おまかせ鉄板焼き”のレストラン。台湾の主要都市に店舗を展開し、2カ月先まで予約がいっぱいという人気店が待望の日本初上陸です。

店舗内観。革張りの椅子など高級感のあるインテリア
店舗内観。革張りの椅子など高級感のあるインテリア   写真:お店から

東京メトロ水天宮前駅から徒歩2分の場所にある店は、洗練された大人がくつろげる雰囲気。ゆっくりと食事を楽しめます。席はライブキッチンを取り囲むようにしたカウンター席とテーブル席、個室、合わせて27席。8名定員の個室もあり、家族や友人たちとのお祝いや接待などにもぴったりです。

「雅」コース 10,000円、「極み」コース 18,480円。いずれも税込。写真は「極み」コース
「雅」コース 10,000円、「極み」コース 18,480円。いずれも税込。写真は「極み」コース   写真:お店から

メニューは、すべておまかせの14品からなる「雅」コースと15品からなる「極み」コースの2種類。シェフ自らが厳選した極上の食材がふんだんに使われ、コスパ抜群で満足度の高い内容になっています。

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「活鮑の鉄板焼き 雲丹バターソース」   出典:heroa122さん

使用されるアワビやイセエビも、注文を受けてから店内のいけすから取り出したものを使用するため、鮮度が抜群。アワビは、あまり身が硬くないものを選んでいるそうで、コリコリとした歯ごたえがありつつも、旨みたっぷりのやわらかな身が楽しめます。

ソースも秀逸。「ブルギニョンバターソース」や「雲丹バターソース」などその時々により異なりますが、いずれもフレンチ出身のシェフの技が光る、素材を引き立てるソースになっています。

特選和牛A5ランク、フィレ・サーロインステーキ 各40g
特選和牛A5ランク、フィレ・サーロインステーキ 各40g   写真:お店から

やはり楽しみはA5ランクの黒毛和牛。牛肉の部位はその日一番おいしい状態のものが選ばれます。経験豊富なシェフが絶妙な火入れをした牛肉は、噛めば噛むほど旨みがあふれます。

肉を食べるためのタレは塩ポン酢、わさび、九州の甘口しょうゆの3種類。これらに新潟県産の昔ながらの製法で作られた藻塩も添えられます。いずれも肉の旨みを引き立てるものばかり。心ゆくまでおいしさを堪能できますね。

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「特製ガーリックライス」。青森県産のニンニクを使用   出典:もともと117117さん

ファンが多いというのが、コースの最後に登場する「特製ガーリックライス」。ふわふわの卵が使われるのが特徴。しょうゆは濃口しょうゆと、焼いたネギを漬け込んだ生姜の搾り汁入りしょうゆの2種類を使って、味に深みを出しています。食欲をそそる香りに満ちたライスは病みつきになるおいしさ。

右が水戸康夫料理長。左は飯田守彦副料理長 写真:お店から

店にはシニアソムリエもいるため、料理に合わせたペアリングも可能。ほがらかな人柄が評判の料理長は「楽しくなければ鉄板焼きじゃない」と語ります。フランベする際の燃え上がる炎の演出もバッチリ。忘れられないひとときになること間違いなしの「明水然・楽」に訪れてみてはいかがでしょう。

食べログレビュアーのコメント

lilly_りりぃ
炎と共に思わず歓声が上がります   出典:lilly_りりぃさん

『コースはなんと10000円から楽しめます。
魚料理、あわび、ステーキなど、鉄板焼きの定番が含まれていて14品でこの価格は嬉しい。さらには、みんな大好き、目の前で炎が上がるフランベも。

海外資本でチェーン展開だと日本人の口に合うかなぁなど気になりますが、全くの心配無用でした。
フレンチなど洋食がベースにある日本人のベテラン料理長やシェフ。皮から火入れしていく魚の焼き方など、所々フレンチの技法で仕上げられていて、ただ良い素材を焼くだけではないこだわりを感じました。
肉は銘柄を指定せず、業者との信頼関係でそのとき良い肉を仕入れているそうで、素材の質もバッチリ。
シニアソムリアの方もいるのでお酒を楽しむ方も満足できると思います』(lilly_りりぃさん)

yuttangurume
好みのタレでじっくりと肉をいただきます   出典:yuttangurumeさん

『メインのステーキ。今日はイチボをいただきました
脂身と赤身のバランスがちょうど良くて本当に最高すぎましたシェフおまかせの焼き加減にするのが一番だと思います!そのままで食べるのもよし、こだわりの藻塩とわさびで食べるのもよし、いろんな食べ方ができるのは最高すぎるんだけど!!!本当に肉汁で溶けそうでこんなにたくさん食べれるのも嬉しくてうきうきしちゃう!

〆はガーリック炒飯!これまた追加料金なしでガーリック炒飯がいただけるのは嬉しすぎません?肉汁をたっぷり吸ったお米とたまごのシンプル炒飯だけどほんとに飛ぶほど美味しすぎた最近炒飯どハマりしてるから炒飯には厳しめなわたしだけど、これは1合で食べたいね!』(yuttangurumeさん)

文:小田中雅子