2018年5月に第一号店である青山店をオープンした「にく TATSU」。
全席個室でチャージ無しのため、接待やデート使いに重宝され、食べログでも3.57と高評価(2019年8月時点)。
「にく TATSU」で使用するのは、日本三大和牛のひとつ、近江うし。約400年の歴史を有する、日本で最も歴史のあるブランド牛だ。きめ細かい滑らかな肉質やしつこさのない甘い脂、芳醇な香りが特徴とされる。
8月1日に、二号店が銀座にオープンし、こちらも連日賑わいを見せている。
銀座店でも青山店同様、近江うしの極上焼肉を個室でいただけるとあって、会食はもちろん、インバウンド需要も高そうだ。
一番リーズナブルな「にくTATSUコース」は7,000円で、飲み放題を付けても8,500円と、一万円以内におさまる。
一品料理の人気ナンバーワンは「にくTATSUユッケ」1,400円。サシがほどよく入り、舌でトロける幸せの一品だ。もちろん生肉の取り扱い許可を得て提供している。
「にくTATSU」でぜひ味わっていただきたいのが、「極上タン塩」2,600円。柔らかく、しっとりとした肉質のタンは火を通すと、サクっと歯が入り、噛んでいるのを忘れるほどソフトな食感に驚く。
また、このタンのおいしさを極限まで引き出している名作が「タンカツサンド」。こちらはアラカルトでの注文はできず、13,000円の「近江銀座コース」に含まれるスペシャルなメニュー。
じっくり8時間から10時間煮込んだタンを厚切りにし、衣をつけてサクッと揚げたタンカツを薄切りのパンで挟んだ逸品で、とてつもなく手間暇がかかるため、数量限定でコース内での提供となっている。
びっくりするほど柔らかく煮込まれたタンに香ばしい衣、マスタードの効いた特製ソースの味わいと、こんがり焼けたパンの4重奏はカツサンドの歴史を変えるおいしさだ。
この「タンカツサンド」、銀座店だけの限定メニューとなっている。接待や記念日など、予算が許せばぜひ試してみてほしい。
※価格は税抜