〈食いしん坊が集う店〉

食べることが好きで好きで、四六時中食べ物のことを考えてしまう、愛すべき「食いしん坊」たち。おいしいものが食べたければ彼らに聞くのが間違いなし! 今お気に入りの、“とっておきのお店”を教えてもらった。

産直の新鮮九州黒毛和牛を家族でお腹いっぱい堪能できる

1階に生花店が入っている成城フルールビルの3階。黒塗りの外壁に映える赤い暖簾が目印

小田急線成城学園前駅から徒歩1分。北口を出てすぐ右手にあるビルの3階に上がると、古民家風の店構えに老舗のような風格が漂う焼肉店がある。ここが、2024年のオープンから、家族連れを中心に口コミが急拡大している「和牛焼肉 成城大臣」。九州の牧場から仕入れるA5ランクの黒毛和牛をリーズナブルに楽しめる地元の人気店だ。

 

小関さん

成城にとてつもないコスパ高の良店が、彗星のように現れたと肉フレンズから聞きつけてから1年近く。やっと訪店することができました。想像を絶する品数とボリュームで、腹パンの向こう側へ連れて行かれました!「ワイは1年間も訪店せず、何をやってたんや!?」と自責の念に駆られるほど、質と量の両面で、衝撃的な焼肉店でした。

座敷40席、個室6席の全46席。個室以外はすべて掘りごたつ席となっている

店内は靴を脱いで上がるお座敷スタイル。竹をあしらった土壁や行燈風のライトなど、和モダンのインテリアで統一されているが堅苦しさはなく、子ども連れでも気兼ねなくくつろげる雰囲気だ。1〜3卓ごとに仕切りがあり、半個室になっているのもリラックスできるポイント。

6名用の個室「感謝の間」はテーブル席

ドリンクサーバー完備の個室も1つあり、セルフ飲み放題付きの個室特別コース(12,000円)が用意されている。こちらは記念日などの利用で人気が高く、基本はリピーター優先だが、初めてでも空きがあれば予約可能。予約は、時期によるが約1週間前を目安にするといいそうだ。

 

小関さん

成城学園駅から徒歩1分の駅近です。入居するビルはレトロ感がありますが、2024年12月オープンということで、店内はきれいです。地元客に愛されアットホーム、実際に家族連れ客も多く、入店しやすい雰囲気の焼肉店です。ただし予約必須です。

親しみやすい笑顔が印象的な店主の赤井優太さん

店主の赤井優太さんは、大学卒業後に創業37年の老舗焼肉店で修業。当時の社長で、現在は数々の馬肉料理店や焼肉店のプロデュースを手掛ける大靏哲生氏のもとで約5年間焼肉技術を学んだのちに独立。2024年12月に同店をオープンした。
「家族で楽しめる焼肉屋にしたかったので、ご家族向けのメニュー構成にしています。地元で長く愛される店にできたら」と赤井さん。
提供する肉の質、接客のクオリティどちらもハイレベルと評判だが、あまりのコスパの良さに、常連客の間では“原価計算が苦手な店長”と囁かれているとか。

 

小関さん

人気店をプロデュースしてきた大靏さんが監修し、独自ルートで九州の牧場からの産地直送を実現しているので、コスパが高く、鮮度がピカイチなのも頷けます。アラカルトでも十分満足ですが、家族連れでも友人との訪店でも満足させてくれるのがコースメニューです。圧倒的な品数を誇るフルコース、ボリュームで満足させてくれます。老舗焼肉店で研鑽を積んだ赤井店長が繰り出す「塩タン煮込み」など、サイドメニューもおすすめです。

「和牛ユッケ」に使用されるトモサンカク。細かく均一に入ったサシ、しっかりした角立ちなど、品質・鮮度の良さは一目瞭然

一番の売りは、産地直送で新鮮、超高品質な九州産黒毛和牛A5ランク10番、11番の肉を手の届く価格でお腹いっぱい食べられる、 “神コスパ”。コース(20品)3,500円〜をはじめ、1,750円のお子様コースまで用意されているというから驚きだ。

これが名物! 甘い脂が口内でとろける「和牛ユッケ」

「和牛ユッケ」(生食提供許可済み)968円

「和牛ユッケ」は、1テーブルに1品は出るという超人気メニュー。
モモ肉のなかでもサシが入りやすく、赤身の旨みと脂のとろける口溶けの両方を味わえる「トモサンカク」を使用。特別ルートで産地から迅速に届くからこそ、鮮度抜群で生のまま提供できる(生食提供許可済み)。醤油ベースの甘めな風味にニンニクでパンチを利かせたタレも、後引く味わいを際立てている。

 

小関さん

同店の名物と言っても過言ではない「和牛ユッケ」。サシが美しいトモサンカクを使用しています。盛り付けられた生肉の中央にはドカンと卵黄が鎮座。卵黄を割ってタレと絡ませて食べると、口の中で脂質がゆっくりと溶け、甘みを感じます。

ライスにのせてユッケ丼に
 

小関さん

卵黄割りをグッと我慢できるなら、白飯をすかさず注文し、和牛ユッケを白飯の上にスライドしてのオンザライス。そこで卵黄を割ってユッケ丼にし、一気にかき込んで食べるのが焼肉作家流おすすめスタイル。黄(卵黄)、赤(肉)、白(白飯)の美しいコントラストを確認しつつ、肉の旨みと卵黄、白飯が一体化した丼は箸が止まりません。